まず、その機に乗り合わせていたビジネスマンのAさんの話によると。「私は仕事柄飛行機によく乗るので、乱気流にはよく巻き込まれるんですね。ですから乱気流がどんなものか大体はわかっているのですが今回は、普段のそれと全然ちがっていました。機体が“ガクッ”と揺れると機体が急降下して…それがまるでエンジントラブルのようだったんです」
また、この乱気流事故に巻き込まれたグラビアアイドルAさんは、アキバのイベントでそのときの恐怖についてこう告白している。
「飛行機がジェットコースターみたいにストーンって落ちて、一瞬何のことかわからなかった。もう死ぬかと思ったときに、耳に聞こえてきたのはお経でした」
調査を進めると乗客のほとんどが死の恐怖と隣り合わせの状況で“微妙な揺れ”を感じていたという。それら複数の証言をまとめ航空関係者にぶつけてみると「確かに乱気流というよりエンジントラブルに似た状況」との驚くべき答えが返ってきた。しかし関係者はこうも付け加える。「もしそれが本当にエンジントラブルなら機体は爆発していますよ…」ありえないはずのエンジントラブル…それこそが驚愕への事実へと導くキーワードだったのだ。
「乱気流が原因とは思えない謎の機体のゆれはパイロットなら比較的日常的に経験しています。すべてがそうだというわけではないのですがその理由のひとつにスカイフィッシュが関わっていたとしても私たちはそれほど驚かないでしょうね」重い口を開きそう証言をしてくれた。
(写真(上)=スカイフィッシュは六甲山など、神戸付近に生息しているとされるが、この写真は大阪で撮影されたもの。ここではよく分からないが…)
(写真(下)=上の写真の問題部分を拡大したもの。真中のタワーのあたりにスカイフィッシュらしきものが確かに写っている)