レジャー
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レジャー 2007年03月15日 15時00分
阪神大賞典 端役から主役へ ドリームパスポートが“春天”を睨み、いよいよ出陣
淀の3200m、古馬頂上決戦の天皇賞・春に向け、定石通り「第55回阪神大賞典」(GII 阪神芝3000m 18日)からドリームパスポートが始動する。 思い起こせばトライアル真っ盛りの昨早春。アドマイヤムーン、キッス等を擁し、牡、牝ともどもクラシック戦線に向けて“我が世の春”を謳歌していた松田博厩舎。その中で、「ゴトゴトした歩様に、みすぼらしい馬体はまるでロバみたい。100人中、どの調教師が見たってこの馬が走るとは思わんで」と豪放磊落(らいらく)な師が、みにくいアヒルを思わす口調で苦笑を浮かべていたのがドリームパスポートだった。 しかし、重なり合う乗り役の調整や、僚馬とのレース選択の兼ね合いにおいて、もっともシワ寄せを食いながらもクラシック3冠では皐月賞2着→ダービー3着→菊花賞2着。さらにディープをはじめとする歴戦の古馬を相手に、ジャパンC2着、有馬記念4着と2006年を突っ走り、大車輪の活躍を収めたのが、誰であろう、このパスポートであった。 「昨年の秋からトモに肉がついてきて、まるで別馬に変わったし、コース、距離、乗り役、ポン使い等の条件もまったく問わない強い馬。今までの休み明けでは今回が一番やってきた。体もひと回り大きくなったし、すんなり勝つようだと、今年は全部獲れるで」(松田博師) 2007年、ゴールドラッシュの起点は幾多の名勝負を生んだこの阪神大賞典から始まる。
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レジャー 2007年03月14日 15時00分
17日(土)は本社杯 連覇を狙うイブロンが最終調整
「内外タイムス杯」(4歳上1600万 中山ダ1800m 17日)の主役は、昨年の覇者イブロンだ。 今朝もDコースでサッと流してからWコース入り。馬なりで5F66秒2、上がり3F37秒9→12秒を計時し、余力十分に内パラダイスリヴァーと併入した。 休養明け3戦は(7)(7)(3)着。いま一歩このクラスを抜け出せないが、高木助手が原因を端的に説明してくれた。 「真冬だと毛がボウボウに伸びて“ぬいぐるみ”みたいになってしまう。事実、寒い時季は毎年成績が良くないし、レースも淡白。それが暖かい時季になると素晴らしい体になる」 暖冬に加え、開催時期が2週遅くなった今年の内外タイムス杯は、イブロンにとって追い風となること間違いなしだ。
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レジャー 2007年03月14日 15時00分
スプリングS 芝もOK! フェラーリピサが豪快デモ
残された皐月賞の切符をめぐって熱戦が期待される最終TR「第56回スプリングS」(GII 中山芝1800m 18日)。なかでも、台風の目はダートながら2連勝でここに駒を進めてきたフェラーリピサだ。芝もデビュー戦でトーセンキャプテンに肉薄するなど、不安はない。 今朝は坂路で岩田騎手を背に800m50秒5の好時計を叩き出す豪快なデモンストレーション。終いまで脚色は一糸乱れることなく、ラスト1Fを12秒7でまとめて見せた。 見届けた白井師も、これには満足げ。「昔は体を持て余していたが、今はしっかりしている。とにかく順調にきているね」とニッコリ。予定通りの調整過程に思わず笑みがこぼれた。
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レジャー 2007年03月14日 15時00分
阪神大賞典 ディープの去った盾戦線は大混戦。デルタブルースが初戦から全力投球の構え
メルボルンCでワン・ツーフィニッシュを決めたポップロックは遠くドバイへ遠征中。僚馬が世界を取りにいくとなれば、日本を任されたデルタブルースは天皇賞・春へまい進するのみ。前哨戦といえども、いきなりから本気モード全開だ!! 今朝はCWコースで、すっかりとおなじみとなった“角居流3頭併せ”。抜群の気合乗りで5F68秒5、上がり3F40秒1→12秒3をマークした。 「いつもはどこか使ってステップレース、そして本番というパターンですが、今回は適当な番組がなかったからね。ここへ向けてビッシリやってきましたよ。確かに本来はレースを使った方がいいタイプですが、キッチリやってきたので力は出せそうです」(村山助手) 今日までに3本の併せ馬を敢行。馬体はすっきりと仕上がっている。
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レジャー 2007年03月13日 15時00分
ダートの祭典「JBC」が開催危機!!
9日(金)に特別区競馬組合(大井競馬)から発表された「海外既走馬の転入制度」の導入を受け、JBC協会(会長・吉田勝己氏)は12日、「第7回JBC競走」における支援を中止することを発表した。 今泉玄・JBC協会事務局長は「内国産馬主体の競馬という根幹を揺るがしかねない問題だけに、1月22日に計画の再考を促す要望書を出した。その後、(外国馬導入が)実施されれば、今年の協力はできない旨を伝えている。その上で、協会としては100%資金援助はできない結論になった」と話した。 信國卓史・NAR常務理事は「大変残念。JBC2競走は、ダート競走の体系上、重要な位置付けにあり、その実施方法について特別区競馬組合と協議を進め、JBC実行委員会で検討したい」とコメント。 また、大井競馬の伴竹夫・開催執務委員長は「今後も、生産者の方々と話し合いを設け、何とかJBC競走が行えるように努力をするし、たとえ(JBCが)実施されなくても、それに準じたレースを行えるようにしたい」と、対策を講じる方向性を示していた。
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レジャー 2007年03月13日 15時00分
スプリングS“個性派”サンツェッペリンが虎視眈々
春の中山競馬の前半戦を締めくくる皐月賞TR「第56回スプリングS」(GII 芝1800m 18日)。主力組は先の共同通信杯&弥生賞で出尽くした感もあるが、未知の面が多い明け3歳馬。“曲者(くせもの)”ぞろいのこのレースも本番を占う意味では、もちろん見逃せない。中でも、注目を集めるのは個性豊かなサンツェッペリンだ。 固定観念ほど怖いものはない。父テンビー、母父オジジアン。加えて「いかにも短距離向きの体型で、仕上がり早のタイプでしたから」と鈴木助手。どんなに一流の相馬眼を持つ調教師でも、これらのファクターを見れば、短いところでせこく賞金を加算できれば(?)という思惑にかられるに違いない。 しかし、得てして競馬というスポーツは、人間の思い通りにならないことが多い。新馬(ダ1000m)6着→2戦目(芝1200m)11着。「決め付けはよくない。サンツェッペリンがそれを教えてくれました」と鈴木助手は振り返る。 中距離に舞台を移してからの活躍ぶりは言わずもがな。(1)(2)(5)(2)(1)着の安定感だ。前走(京成杯)では開業から約7カ月の新鋭厩舎に初重賞をももたらしている。 前走後はいったん弥生賞を視野に入れらていたが、ひと頓挫(熱発)があり回避。ただ、「乗り出してからは順調そのもの」と心配はなさそう。7日も南Wコースで5F67秒0、終い12秒4を計時。「先週より確実に良化しています。とにかく。大人びた馬。不安な点はありません」と鈴木助手は自信を持ってトライアルに挑む。
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レジャー 2007年03月12日 15時00分
中山牝馬S マイネサマンサが有終V
今年も荒れた「第25回中山牝馬S」(GIII 中山芝1800m 11日)。波乱のヒロインを務めたのは7歳のマイネサマンサ(8番人気)だった。 道中は無理せず後方に待機。4角で満を持して追い出されると、メンバー最速の上がり3F36秒3の末脚で先団を一気に丸呑みした。勝ち時計は1分50秒2(重)。 「引っ掛かり癖がある馬がいつになく落ち着いていたからね。最後はすごい脚だった」と殊勲の蛯名騎手。1コーナーで落馬寸前の不利を受けたが、「折り合いを欠いたのはあそこだけ。内枠で壁になっていたので、何とかなだめられたし、道悪も上手に走っていた。やっぱり地力があるね」。 このレースを最後に繁殖入りが決まっていたが、「オーナーと相談しなきゃ」と中村師はうれしい誤算に笑顔。「冬毛がボウボウで、パドックでも全然良く見えなかったんだけどね。ただ、ここにきて上向いてきていたのは確か。去年のヴィクトリアマイル(10着)はいい状態じゃなかった。ぜひ調子のいいときに使ってみたいんだ」 引退撤回があるかは別にしても、衰えをまったく感じさせない勝利だった。
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レジャー 2007年03月12日 15時00分
今週は中山競馬場で「内外タイムス杯」開催
今週は春の中山競馬恒例の「内外タイムス杯」(1600万 ダ1800m)が17日(土)に行われます。本紙では、本社杯を記念して、読者の皆さまに現金総額10万が当たる恒例の「勝ち馬当てクイズ」を今年も実施します。詳しくは紙面で! また、レース当日は開催イベントを中山競馬場メディアホールで、午前11時45分から12時10分まで開催いたします。 ラジオ日本・黒宮千香子アナウンサー司会進行の下、関東本紙・橋本千春、本紙「フォーキャスト予想」を担当するタレント・藤川京子が、本社杯ほか、当日のメーン「第21回フラワーC」(GIII 芝1800m)の勝ち馬検討会を行います。ふるってご参加下さい。
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レジャー 2007年03月12日 15時00分
フィリーズレビュー Aマーチャン圧勝
桜花賞TR「第41回フィリーズレビュー」(GII 阪神芝1400m 11日)は単勝110円、断然の1番人気に推されたアストンマーチャンが見事にそれに応えた。 絶好の発馬から内の馬を先に行かせ、道中は好位の外で我慢。先に抜け出しウオッカにクビ差負けた阪神JF(2着)を教訓に、直線半ばまでは先頭に立ったアマノチェリーランと馬体を併せたまま。ラスト1F、反応を確かめるように追い出されると、瞬時にアマノを2馬身半突き放し、1分21秒8(良)のタイムで優勝を飾った。 馬体は休養を挟み、ほどよくお釣りを残したプラス6kg。武豊騎手は「スピードがありすぎて、ガツンと行きかかったが、何とか折り合えた。4角でも抜群の手応え。本当に強かった」と愛馬を称えた。 さて、今年の桜戦線はチューリップ賞1、2着のウオッカ、ダイワスカーレットと併せ、役者が出そろった。とりわけ、阪神JFだけでは勝負付けが済んだとは言い切れない1、2着馬が別々のステップを歩んだことで、より一層の盛り上がりを見せそうだ。
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レジャー 2007年03月10日 15時00分
フィリーズレビュー ウオッカに挑戦状!本紙・谷口はアストンマーチャンをいち押し
ここ目標に万全の仕上がりを誇るアストンマーチャン。 師走の阪神JFでは、「距離はギリギリ守備範囲」(石坂師)という1600mで、早くも桜当確ランプをともらせたウオッカ相手に、テン良し、中良し、終い良しの完ぺきなレース運びで堂々、クビ差の大接戦を演じて見せた。 「体は10kgくらい大きくなっているし、確実に暮れからパワーアップ。成長しているよ」と愛馬の“バージョンアップ”に目を細めた師の言葉を裏付けるかのように、7日の最終追い切り(坂路)では余力を持って絶品の動きを披露している。 「ウオッカとの力差うんぬんの話はここでキッチリ結果を出してから」と強面(こわもて)の師はピシャリと締めるが、自身ベストの距離でファンタジーS以上のパフォーマンスを見せれば、本番でのリベンジ戴冠も決して夢ではない。
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