レジャー
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) アベコー 二千ならアルコセニョーラでいける
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 関東に上陸した台風9号。大変な災害をもたらしました。不幸にして被害に遭遇された方々には、心からお見舞い申し上げます。 さて、今週から待望の秋競馬の開幕。中山最終日に行われる「スプリンターズS」そして「秋華賞」、「菊花賞」と、まさにGIシリーズへまっしぐらです。 今週の中山競馬初日のメーンは、秋華賞トライアル「紫苑S」。オークス3、4着のラブカーナにミンティエアーが参戦。また桜花賞で4番人気に推されたショウナンタレントが得意の中山で巻き返しを狙います。 昨年の優勝馬サンドリオンは、中3週の臨戦過程。その前年の優勝馬コスモマーベラスは、中4週での挑戦。さらに、その前年のインゴットは約2カ月ぶりでの出走。やはり、残暑が残るこのシーズンは、それなりのローテーションが重要です。 と考えると、8月に2度出走し、しかも酷暑の新潟に遠征。中1週で長距離輸送となるラブカーナは大丈夫でしょうか。また、中山4戦3勝、2着1回のショウナンタレントは、2000mが初めての経験。かつ休養明けで今回の調教がやや軽い印象。 そこで、狙いはアルコセニョーラ。寒い時季はまったく走りませんが、福島、新潟で大進境。もともと4月の中山・ミモザ賞で大外を回り0秒4差の接戦。当時、トウカイオスカーが優勝し、ミンティエアーが3着。この仲間でも能力的な開きは、本来ないのです。 前走の信濃川特別の2着が出色。1000万クラスでもハイレベルの顔ぶれ。優勝したのがダイイチアトム。勝ち時計が芝2000m1分58秒1。翌週の準オープン・天の川Sの1分58秒5を凌ぐもの。それゆえダイイチアトムの新潟記念4着もうなずけます。信濃川Sで2着した自信と距離2000mに対する適性。中4週の臨戦過程も理想的。父同様に小づくりですが、非凡なバネに期待。秋華賞出走権の奪取に応援です。 当面の相手は、前記ミンティエアーの能力。さらに、キャリア1戦で割引いたものの、潜在能力は相当なものがあるニシノブルームーン。ぜひ一考。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) 藤川京子 能力非凡なミンティエアーの押し切りよ
資質高いミンティエアーが抜群の瞬発力でゴール板を突き抜けます。 デビューから4戦して掲示板を外したことがない堅実派。今春にはわずか2戦のキャリアで挑んだフローラSでクビ差2着してオークスの権利を獲得しています。 そのオークスは直線外から追い込みにかけ、0秒2差4着。キャリアを考えればよく頑張っているし、その内容はとても優秀といえます。デビューは1月末。上半期は立て続けに厳しい競馬を連戦してきましたけど、それを貫き通せる強い気持ちを持ち合わせているのもいいところですね。 頭が良く、一生懸命に走るまじめな性格がレースではいい方に出ています。長くいい脚を使える東京は合いますが、非凡な瞬発力も兼ね備えていますから中山でも持ち味を十分に生かせますし、ベストの2000mもプラスポイントです。 開幕馬場で逃げ、先行馬が有利でしょうけど、絶対能力で封じることができると確信します。夏を越して、ここまで至って順調。動きも文句なしです。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) 本紙・橋本は心身ともに成長したミンティエアー中心
秋華賞(2着までに優先出走権)を目指す桜花賞、オークス組と夏の上がり馬が一堂に会し、火花を散らす。予断を許さないが、本命にはミンティエアーを推す。 勝ち星は新馬1勝だけだが、素質は相当高い。ミモザ賞3着、オークスTR・フローラS2着、オークス4着と毎回上位争いを演じてきたことからも、それは明らか。 しかも、完成途上でこれだけの成績を残しているのだから、奥の深さは計り知れない。センスの良さも特筆されていい。放牧効果で体もひと回り大きく成長、春先より動きも力強さを増しているのは頼もしい限り。普通に走ってくればチャンスは十分だ。 強敵はオークス3着馬のラブカーナ。三面川特別は函館から16時間もかかった輸送の影響で、5着に敗退し、特別2連勝はならなかったが、この夏を順調に使われてきた強みがあり、逆転も十分考えられる。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
朝日CC(GIII 阪神芝2000m 8日) 本紙・谷口は仕上がり上々インティライミの復活V
馬インフルエンザ騒動に巻き込まれた面々ばかりで、頭を悩ます秋緒戦の名物重賞となったが、こういう時こそポジティブ思考が第一だ。 ならば、五里霧中でも、例によって満面の笑みを浮かべて「ここで結果を出して、次の京都大賞典、そして、大目標のジャパンCに進みたい」と、復活劇に向けて佐々木晶師が胸躍らすインティライミに◎を打つ。 「単走でDW81秒なら上等。ラストも12秒3と実にシャープだった。この動きを見ると、あの悪い状態で千八の小倉日経オープン(中止)を使っていたら、中2週で今のこの馬があったかどうか。斤量も久しぶりに56kgで出走できるし、楽しみにしている」 相手はゴールデンメイン。陽性反応が出て新潟記念を自重したが、状態は問題ない。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
TVh賞(1000万下 札幌芝2000m 8日) 本紙・古谷は力のいる札幌はぴったり フェラーリセブンのV2
勝ち切れない競馬が続いていたフェラーリセブンが、北洋特別で待望の2勝目をゲット。母父がサドラーズウェルズだけに時計勝負になると厳しい面はあるが、札幌の上がりがかかる芝は、この馬にはピッタリ。加えて、台風の影響で馬場も渋る可能性が高く、今回も力を要す馬場になることは必至。連勝のチャンスだ。 相手はレーザーズエッジ。2カ月半ぶりだった前走は返し馬で放馬した上、出遅れながら2着を確保と地力の高さを示した。当日の落ち着きがカギとなるが、母系がダート血統で力のいる馬場はこちらも味方する。 先行してしぶといリファインドボディが次位争い。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
京成杯AH 本紙・橋本記者がカンファーベスト陣営を直撃!
今週のメーンは秋競馬の開幕を告げる「第52回京成杯AH」(GIII 中山芝1600m)。マイルCSを見据えた面々が一堂に会し、火花を散らす。波乱含みのハンデ戦だけに予断を許さないが、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者は8歳の古豪、カンファーベストに白羽の矢を立てた。指揮官の佐藤吉師も「8歳馬だが、もうひと花咲かせるチャンス」と昨年2着のリベンジに意欲満々。橋本記者が直撃取材した。 −−まず、前走の関屋記念(4着)を振り返ってください。 佐藤吉師「気性が激しいので、久々でも心配はしていなかった。ただ、去年、勝った時よりブランクが長かった(約9カ月間)のでその分、どうかと…。半信半疑の気持ちだったが、よく頑張ってくれた」 −−使った後の状態はどうですか? 佐藤吉師「反動は出なかったし、馬は元気いっぱい。記録的な猛暑が続いたけど、体を緩めず順調に乗り込めた。去年(ハナ差2着)のデキと比較しても、そん色ないですね」 −−追い切り(別掲参照)の感想をお願いします。 佐藤吉師「1週前に(坂路で)53秒7というところをやっているので、今週は終い重点にやったが、納得のいく動きだった」 −−ハンデ57kgについては。 佐藤吉師「背負い慣れているので、何も心配ない」 −−マークしている馬は。 佐藤吉師「いない。相手うんぬんより、自分の競馬に徹するだけ。それができれば自ずと結果はついてくるはず」 −−課題はありますか。 佐藤吉師「現時点で不安材料は何ひとつない。あとはジョッキーに任せるだけ」 −−江田照騎手とのコンビは、昨年のマイルCS以来です。 佐藤吉師「関屋記念は怪我(落馬負傷)で乗れなかったから、ピンチヒッター(安藤光騎手)を頼んだだけ。去年も乗って結果を出してくれているし、手は合うと思うよ」 −−最後に意気込みをお願いします。 佐藤吉師「8歳馬だけど、もうひと花咲かせるチャンス。応援してください」
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
セントウルS スピニングノアール “4度目の正直”にも暗雲!?
「第21回セントウルS」(GII 芝1200m 9日)の最終追い切りが6日行われた。重賞に手が届く地力がありながら、ここ3走は不利や道悪に泣いてきたスピニングノアールだが、巻き返しに燃える陣営とは対照的に追い切りは終いひと息。ここでそのうっぷんを一気に晴らし、GIスプリンターズSにつなげたいところだが…。 もう嘆きはいらない。そういいたくなるほど、最近のスピニングノアールはついてない。 「前走の北九州記念(11着)だって、乗り役さんにはどんな流れでも外を回ってと指示したんだ。なのに、内に入れてしまって前が詰まるロスでしょう。不完全燃焼、完全に脚を余した。引き揚げてきたジョッキーが謝っていたぐらいだから」 また悔しさがこみ上げてきたのか、中川助手は一気にまくし立てた。それもそうだろう。結果は大外を回って追い込んだ人気薄キョウワロアリングの快勝。勝負事にタラレバは禁物とはいえ、作戦通りなら…と後悔のほぞをかんでも無理はない。 しかも、悔しかったのはそれだけではない。前々走のアイビスSD(6着)は苦手の道悪。3走前のCBC賞は落馬。もういい加減、不運は全部出し尽くした感さえある。 まだ残暑は続くが、競馬はもう秋。流れを変えるには絶好の局面だ。 中川助手はいう。「幸い、レース後のダメージはなく、順調そのもの。先週だけでも、時計を2本も出せたぐらいだからね。冬場のようにゴトゴトするところもないし、脚さばきはスムーズだった」 巻き返す態勢は整っている。阪神は<1112>。また、中山でも好成績を残しているように、ゴール前の急坂を味方にできるタイプだ。 「開幕週の馬場も歓迎だしね。あらためて期待したい」祈るように、中川助手は言葉に力をこめたが…。 【最終追いVTR】DWコースで単走で追われ、5F69秒6。見栄えする馬体だが、ケイコの動きには好調時の力強さがない。前半楽をした割にはラスト1F12秒7を計時するのがやっと。追ってからもいつもの迫力に欠け、ややデキ落ちの感がある。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
内田博騎手 中央移籍へ意欲
大記録達成の区切りに、南関トップを走り続ける男が心を決めた。 5日、大井競馬3Rで3000勝の大記録を達成した内田博幸騎手(大井・荒井隆厩舎)がJRA騎手免許試験の受験を明言した。「願書はまだ提出していませんが、今年受験するつもりです。迷ったけど、引退後、人生で数少ないチャンスを逃したことを後悔したくない。合格できるかわからないけど、移籍は合格後に改めて考えることもできますから」キッパリ宣言した表情に迷いはなかった。 JRAで2005年に31勝、06年に61勝を挙げ、「過去5年間で年間20勝以上が2回」というJRA騎手免許1次試験の免除条件を満たす内田騎手の移籍話は常にウワサになっていたが、当人はこれまでは明言を避けていた。今年2月のNAR最優秀騎手賞表彰式でも「チャンスを生かしたいが、地方競馬でお世話になっているのでじっくり考えたい」と答えるにとどめた。 だが、この日は言い切った。04年から3年連続で地方全国リーディングに輝き、今年も断トツのトップを走る。昨年は524勝を挙げ、佐々木竹見元騎手が持っていた年間最多勝記録を40年ぶりに更新した。地方重賞67勝に加え、05年はドバイワールドC(GI)の大舞台に立ち、今年はNHKマイルCをピンクカメオで制し念願のJRAでGI制覇を果たした。 また、園田出身の岩田康誠騎手が現在、JRAリーディングを走っていることも大きい。「(地方移籍組は)関西ばかりだから、自分が行くことで南関東のレベルの高さを証明したい」積み重ねた実績に後押しされ、早ければ来春、JRA騎手・内田博幸がターフに立つことになりそうだ。 内田騎手は1989年4月にデビュー、1万6895戦目にして地方競馬通算3000勝を達成した。地方競馬では現役9人目、歴代16人目の快挙(平地のみでは現役9人目、歴代15人目)となる。なお、地方競馬通算2000勝(05年6月8日達成)から2年3カ月での達成は、佐々木竹見元騎手(日本最多7151勝)の2年9カ月を上回り、歴代最速記録も更新した。5日終了現在での通算成績は地方1万6900戦3002勝(重賞67勝)、JRA1180戦128勝(重賞5勝)、海外4戦0勝。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券一直線 馬インフル禍 入退厩解禁は時期尚早!?
今週の4日から美浦、栗東トレセンではJRA施設外の牧場への入退厩が解禁されました。また、先週まで開催されていた新潟、小倉競馬場からも、馬インフルエンザ検査で陰性を示した馬はそのままJRA外の牧場へ移送が可能になりました。 クラシックをはじめ、秋のGI競走が間近に迫っているため、やむを得ずの処置なのはわかりますが、まだJRAから終息宣言は出されていないのも事実です。実際、すぐ隣の南関東では3日に船橋で9頭、川崎で2頭の陽性馬が出ています。 71年の馬インフルエンザの流行も、今回のそれも、中央競馬の馬の感染が先で、地方競馬に広がるという図式は同じです。地方競馬の開催中止が全国の競馬場に及んでいるなか、感染源、感染経路の究明もせず、終焉会見もせずに、検疫を開放した今回のJRAのやり方には首をかしげざるを得ません。 1回、馬インフルエンザにかかった馬は抗体ができますが、まだまだ陽性馬がいる可能性があるなかで、放牧先の陰性馬を入厩させればインフルエンザに感染することは十分に予見できることです。何か圧力でもかかったんでしょうか?平成4年の調教ストの時は半日、調教を行わなかっただけで組合員(厩務員)の担当馬は登録すら受け付けなかったんですけどね。 今の日本は政府、相撲協会、JRA等、問題点をしっかり究明せずに、うやむやにし、終わらせることが多すぎますね。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
今週の有力新馬(中山)
今週はインフルエンザによる開催中止の影響で、新潟でデビューする予定がここまで待たされた若駒が多い。 2日目の芝1800m戦でデビューするキングスグリーム(牡、父アドマイヤベガ、母ネオンデライト=美浦・本郷厩舎)もその一頭だが、「新潟で本当は使おうと思ったけど、ゴタゴタがあったのでここまで待った」と本郷師。“待たされた”のではなく“待った”ことに好感が持てる 「そんなにバカっ速い時計は出ていないが、乗り込みは十分。反応が良く、センスもいい。それが実戦で出せるようなら、結構、楽しめるんじゃないかな」と素質も十二分。陣営期待の一頭だけに、初戦から注目したい。 一方、同じレースに出走を予定しているグルーオン(牡、父ブライアンズタイム、母ヤマタケポロン=美浦・鈴木伸厩舎)は「新潟でデビューできる馬だったのに…」(鈴木伸師)と微妙なニュアンス。 ただ、「血統的に長いところ向き。単走でも時計が出る素直さがいいね。初戦から期待たい」と能力的にはキングス以上かもしれない。
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