商品を見ると、缶もペットボトルも一律100円と激安ぶりも挑発的。気張らずお茶を飲めるとして一部の貧乏カップルにウケている。
最近、都内でも目に付くようになった「1本100円」の激安自販機。UCCなど大手メーカーのコーヒーが50円、80円と低価格で売られていることもあり、利用する機会が増えたという人も多いだろう。
安さの秘密は、本社が卸売業者であること。商品リニューアルで余剰となったデッドストックや、消費期限まで1年を切ったような品を格安で仕入れている。
現状、都内ではスーパードリンク社の赤い筐体が目立っているが、同社と同じ関西発で、前記の「おもしろ自販機」を仕掛けたグッドベンディング社も東京進出に向け着々と準備を進めているという。もうしばらくすると、そこかしこで激安自販機に出くわすことになりそうだ。
グッド社の筐体は基本的には黄色だが、「見栄はって〜」に匹敵するような“本音トーク”をぶちかます名物自販機が登場するか。
カネがないのに無理して喫茶店でコーヒーを飲むよりも、ずっと会話が弾みそうだ。