〜なんとなく歴史が学べる映像〜という副題が付いている同番組。その名の通り、戦国時代の史実が続々と紹介されるのだが…。
例えば、三方ヶ原の戦いの“ハーフタイム”。ロッカールームで選手たちを鼓舞して後半の戦に送り出した後、なぜかひとり背広を着ている徳川家康監督が、この戦いはもう負けるだろう…とマネージャー兼恋人の南ちゃんに苦しい胸のうちを明かす。
そして彼は、自分が敗走の際に糞尿をお漏らしする情けない姿を携帯写真に撮ってブログにアップしてくれ、と南に懇願するのだった。
このコント? 映像の後、敗戦を肝に銘ずるために描かせた有名な<顰(しかみ)像>が紹介される。要するになんだかよくわからないが、面白いのだ。
中で、《うつけバーNOBU》の「NOBUママ」ら多くの男性人気キャラとともに、俄かに注目を浴びているのが、あまり名の知られていない武将たちが訪れる、《戦国武将がよく来るキャバクラ》の「キャバ嬢レイナ」役を演じている女優の、麗奈(旧名・柳沢なな)。
その抜群のルックスだけでなく、まさしく完全なるキャバ嬢ノリは、必見。
ちょっとさびしげに一般に知られていない武功を語っていく戦国武将たちは、当然店内でも甲冑姿。レイナは、「ウケるー」「わかるわかる、赤着るのって勇気が要るよね?」となどと軽妙に絡んでいく。
軍勢をおいて真っ先に逃げたエピソードあれば、「んーそれって人間として最低?」と笑顔で突っ込むのだ。
その甘い接客に、ネットでも「このコーナーだけでいいわ」「レイナかわいい」などのファン書き込みが増えている。
番組は、2010年4月スタートから一周年を迎え、DVDも最新・第拾弾が発売したばかり。
まだ観ていない方は、NOBUママ、レイナ、天正遣欧少年使節などの人気キャラを、UHF局でチェックしてみてはいかがだろう。