体が衰えてすぐに物を壊してしまう老人・ロンの食事だけ、陶器ではなく木の皿に盛られて出される事から、“木の皿”は、老人のプライドの象徴と言える。6月に同劇場で上演され、感動を巻き起こした「モリー先生との火曜日」に続き、人生の終焉に思い憂う老人を加藤健一が熱演。共演は西山水木(La Compagnie An) 加藤忍 新井康弘 土屋良太 小椋毅(モダンスイマーズ) 山下裕子 宇都美由樹/有福正志 金尾哲夫(昴)。
「木の皿」は9月8日(水)〜12(日) 下北沢の本多劇場。前売り券発売中
(加藤健一事務所 http://homepage2.nifty.com/katoken/)
写真…2006年「木の皿」再演より
(撮影:石川純)