竹富島は周囲9.2km、面積5.42k平方メートルの小さな島。人口は317人(10年12月現在)。
竹富島は石垣島から船でわずか10分。船もおおむね30分おきに運航され、利便性が高いです。なんといっても、魅力なのは沖縄の昔ながらの町並み。赤瓦屋根の家々、白い砂地の道は人の心をタイムスリップさせてくれます。この美しい町並みは重要伝統的建造物群保存地区に選定されているほどです。
こんな小さな島でも観光地としての人気は高く、年間40万人近い観光客が入島します。やはり、いちばんの観光スポットはコンドイビーチです。八重山地区では屈指の海水浴場ですが、とにかく美しい海なので眺めているだけでも満足できるほど。遠浅なので、子どもも安心して泳げます。海水温も本島周辺より高めなので、10月までは十分泳げます。
無料のシャワー、トイレが完備されていて便利です。売店はオンシーズンのみ1店だけ営業しますが、オフシーズンは自販機すらないので、飲み物は事前に買って行った方がいいです。
コンドイビーチから少し歩いたところにあるのが、カイジ浜。ここは遊泳禁止ですが、星砂で有名な浜です。星砂は幸運をもたらすといわれていますので、カイジ浜では星の砂を探してみましょう。
アクセスですが竹富港から竹富島交通の路線バスがコンドイビーチ、カイジ浜まで30分おきに運行しています。所要約10分、バス賃は片道大人300円。あるいはレンタサイクルの利用がオススメです(港から送迎あり)。小さな島ですので、港からコンドイビーチまで歩くことも可能。時間と体力に自信がある方は、歩いてみるのもいいでしょう。島内にはレンタカー、レンタバイクはありません。
なお、石垣港〜竹富港の船賃は各社片道580円、往復購入で1100円とリーズナブルですので、気軽に渡れます。石垣島へ行ったら、ぜひ竹富島まで足を運んでみてくださいね。そこには、別世界が待っていますから。(旅人:ミカエル・コバタ)