さんま、ダウンタウン松本が、常に第一線を走り続けられる理由 二大芸人の共通点

お笑い 2018年08月18日 12時20分

さんま、ダウンタウン松本が、常に第一線を走り続けられる理由 二大芸人の共通点明石家さんま

 還暦を3年も過ぎてもなお、血気盛んなお笑い怪獣・明石家さんま。好感度芸人ランキングのような集計企画では、常に上位を堅守している。

 依然として国民に愛されている理由のひとつは、生まれ育った関西を大事にしていることだろう(生まれは和歌山県、育ちは奈良県)。それを証拠に、大阪・毎日放送(MBS)が制作して、大阪のスタジオで収録する観覧型トークバラエティ『痛快!明石家電視台』が、開始から28年も続いている。板の上に立ち、観客によって一人前の芸人に育ててもらった恩があるため、ベテランの域に達してもなお、観客の前でしゃべる。これは、さんまが一流である所以だ。

 同番組がスゴいのは、世間的にはロートルの村上ショージ、間寛平、松尾伴内がレギュラー出演している点だ。さんまと3人は、80年代の伝説のコント番組『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)からの親友。間と村上はさんまと同じよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属、松尾は、ビートたけし率いるたけし軍団の一員だ。“アラ還”の4人が重鎮として構える番組を、10代から中年までの幅広い層が支持。さんまの人柄と郷土愛が成せる業だ。

 さらに同番組は、さんまが本名の杉本高史の名義で、「企画」にも名を連ねる。これは重要なファクターだ。一流芸人が制作スタッフとしても携わるといえば、ダウンタウン・松本人志もしかり。

 ダウンタウンが、松本&浜田雅功でレギュラー出演しているバラエティの代表格といえば、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)。初回オンエアから29年が経過したが、毎年大みそかに放映される大型特番“笑ってはいけない”シリーズは、日テレの金看板だ。視聴率は毎年、民放トップ。特に、関西は高い。そして、この“ガキ使”も、松本が「企画」を担っているのだ。

 さんまと同じく、ダウンタウンも関西にローカル番組を抱えている。松本は『松本家の休日』(朝日放送)。浜田は『ごぶごぶ』(毎日放送)と『ごるごる』(同)。関西芸人が、育ててもらった地元を離れて東京進出で成功すると、「東京に魂を売った」といわれがちだが、最近は帰巣現象が加速。東野幸治や今田耕司、ナインティナイン・岡村隆史や千原兄弟・千原ジュニア、千鳥ほか、売れて地元に還元している(千鳥は出身が岡山県)。

 長寿番組のウラに潜む地元愛。さんま、ダウンタウンは支持率・視聴率ともに、今後もグングン伸ばしていくだろう。
(伊藤雅奈子)

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