編集部では、昨年7月誤認バッシングという災難にあった山口氏にインタビューを敢行、その胸中を聞いたのだが、そのインタビュー掲載後、今度はリアルライブのオカルト記事において山口氏が盗作をしたという粘着スレッドが立ち、再びバッシングが起こっている。半年ぶりに山口敏太郎氏にインタビューを敢行する。
<2ちゃんねる関連の記事>
インターネット掲示板2ちゃんねるの功罪
http://npn.co.jp/article/detail/87371893/
どうする西村博之氏!? 「2ちゃんねる」の損害賠償金回収に成功
http://npn.co.jp/article/detail/00232435/
2ちゃんねるで誤認バッシングを受けた山口敏太郎氏に緊急インタビュー(前編)
http://npn.co.jp/article/detail/59612394/
2ちゃんねるで誤認バッシングを受けた山口敏太郎氏に緊急インタビュー(後編)
http://npn.co.jp/article/detail/19297062/
編集部(以下 編)「またバッシングされていますね」
山口敏太郎(以下 山)「そうですね。言葉使いから判断すると、十代から二十代の2ちゃんねらーのようですね」
編「まず、『八王子城に北条氏の呪い』という記事が山口敏太郎の盗作だったという2ちゃんねるのネガティブキャンペーンですが、これには失笑しましたね」
山「そもそも、僕の書いた記事じゃないですからね」
編「リアルライブのオカルト記事は、山口敏太郎さんがキャップというイメージがあるから全部一人で書いていると勘違いしたのでしょうか」
山「あの記事は、梅季颯君の書いたレポートであり、現地にも実際に行っています。写真は弊社が撮影したものを貸しました」
編「メディアというものは、大勢のライターや記者が書いているという認識は、未成年たちの間ではないのでしょうか」
山「前回もそうでしたけど、藤原真君という若手ライターが2ちゃんねるを批判したという内容よりも、山口敏太郎が批判したというほうがショッキングですからね」
編「なるほどね」
山「梅季君もミスがありますよ。2ちゃんねらーの言う通り古文翻訳を無断で引用したのは完全なるミス、英文翻訳や古文翻訳は僕も昔やったことがありますが、ものすごく大変なんですよ。ですから、梅季君と弊社のライター契約は三か月後の4月末で解除します。それが梅季君への処分です」
編「リアルライブと山口敏太郎と上祐(元オウム)の関連を指摘する2ちゃんねらーの妄想もありました」
山「内外タイムズとリアルライブの経営者がまったく同じだと勘違いしている人がいるようですね。内外タイムズが経営悪化し、リアルスポーツとなったものの休刊。そしてリアルライブが誕生しました。リアルライブは、内外タイムズのwebサイトを受け継ぎましたが、まったく別のフェイツという会社が経営しているのに」
編「上祐と山口敏太郎の関連を指摘したのは笑いました。山口敏太郎はオカルトで反オウム反麻原の急先鋒なのに」
山「そこが、可笑しいんですよ。僕が雑誌ムーは麻原の空中浮遊を掲載した責任をとっていないと批判をすると、ムーに謝れとかね」
編「おかしいですね。論理的に破綻してますね」
山「都合のいいところだけを抽出して叩いている。前回のインタビューでも2ちゃんねるは都市伝説を生み出す場として評価していると明言しているのに、山口敏太郎は2ちゃんねるを否定していると書かれてしまう。2ちゃんねらーが都合の良い部分だけを継ぎ足して妄想を膨らましている」
編「山口敏太郎は素人は黙っておけという姿勢だと2ちゃんねらーの意見ですが」
山「違いますね。発言の自由は誰にもあります、素人でも何でも言っていいんです。ですが発言の自由には責任が伴うんです。mixiや2ちゃんねるで、言いたい放題の人物を何度か突き詰めたことがありますが、いざとなったら『悪気はなかった』『周りに釣られた』『お母さんには言わないでください』と言って謝るんです(笑)。本当に山口敏太郎を批判するならば、実名でいつでも責任とれる形で言ってくればいいんですよ。僕はいつでも受けて立ちますね。論争をやるのであれば本気でやらないと」
(続く)