天候には恵まれなかったものの、大勢の観客が集まり、盛況のうちに幕を閉じた。
観客のお目当てはやはりKポップスターたちのステージ。18日は雨に見舞われる中でのライブとなったが、雨具を身にまといながら大きな歓声を送っていた。登場したのは未来のトップアイドルを予感させるSOS、歌唱力で魅了した実力派のONCE、そして日本列島の復興を意味するグループ名のROTI(Revival Of The Island)など。激しく降り続く雨をも気にせず、熱いパフォーマンスを展開。特にPOTIは客席に飛び降りて、びしょ濡れになりながら駆け回り歌い踊り、会場内の老若男女を驚かせていた。
最終日の19日は、この夏に日本と韓国でメジャーデビューが決まっているKINO、韓国トロット(演歌)界のスターであるパク・ヒョンビンなどが登場。
KINOのメンバーたちはトークのほかに、テコンドーの技で板割りをする特技を披露するサービスも。パク・ヒョンビンは大勢のバックダンサーを引き連れて、予定外のアンコールにも応えて4曲を熱唱し、アイドルグループとは違った魅力を振り撒いていた。また、日本人では、新しく設立された女子プロレス団体・ディアナから井上京子、伊藤薫、勇気彩の3選手から、東北に向けて熱いメッセージが送られた。(韓流ライター・シン上田)