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『ツインリンクもてぎ』で深まる“家族の絆”(第2回)

 栃木県東部に位置する茂木町は、周囲を八溝(やみぞ)山系に囲まれた緑豊かな里山である。北日本と南日本、双方の気候が入り混じった珍しい地域のため、多種多様の昆虫や植物が生息、さらには貴重種も多い。ツインリンクもてぎ(TR)にはその自然を活かした体験型施設『ハローウッズ』が設けられており、様々な自然体験を行うことができる。

<タワーのてっぺんでは神秘的な樹冠の世界を楽しめる>
 まずは定番のオートキャンプから。キャンプサイトは様々用意されているが、用途や人数に合わせて選ぶのが基本。ログキャビンを借りて家族でゆっくりと自然を堪能したり、もしくは一番小さなサイトで静かにソロキャンプを楽しむもよし。夜には満天の星空の下、澄み切った空気を体いっぱいに吸い込めば、日々の疲れも一気に吹っ飛ぶことだろう。また、デイキャンプ(日帰り)も可能だ。「行きたいけど道具や食材の持込が面倒」という方は、バーベキューセットを事前に申し込んでおけばOK。
 続いて紹介するのは森の空中回廊『クラーネ』。柔らかなウッドチップが敷き詰められた遊歩道をしばらく歩くと、高々とそびえ立つ『樹冠タワー』が見えてくる。地上からの高さは18メートル。これは木の先端部分とほぼ同じ高さに設定されており、人間の生活とは遠くかけ離れた樹冠の世界を“俯瞰”で楽しめるほか、日光、那須の山並みも一望できる。また、晴れていれば富士山を拝むこともできるとのことだ。

<ジップスライドでムササビ気分を味わおう>
 樹冠タワーのてっぺんで大自然を体全体で感じた後は、『樹間トレイル』で空中散歩を楽しもう。空中に張られたワイヤーに滑車を引っ掛け、いざ森を突き抜ける快感−。最初は怖いと思うかもしれない。が、勇気を出して足を踏み出せば、眼前に広がる雄大な景色に心奪われ、さっきまでの恐怖心はすぐにどこかへ飛んでいってしまうだろう。この、ワイヤーを使って森を滑空する遊びは「ジップスライド」と呼ばれる。樹間トレイルには6本のジップラインと3本のつり橋が存在し、最大高低差35.2メートル、最長は133.3メートル。なお、樹間トレイルはキャスト(ガイド)がアシストしてくれるので、条件さえ満たしていれば誰でも“安全に”空中散歩を楽しめる。これからの季節は気候も暖かいので特にオススメ。また、訪れる時期によっては満開の山桜も楽しめる。
 その他、ハローウッズでは昆虫採集や本格的な標本づくりなど、子供たちの目を輝かせる体験が満載だ(むしろ親たちのほうが夢中になってしまうかも)。また、山菜採りやカヌーツーリングなど期間限定プログラムも様々用意されているので、シーズンごとに訪れるのも悪くない。
 屋外でも携帯ゲーム機に夢中になる子供、無機質なビルが乱立する乾いた都会での生活で日々心をすり減らしている大人たち…。ハローウッズでの体験は、自然との触れ合いを忘れてしまった人々の心をゆっくりと、そして優しく癒してくれる。(第3回へつづく)

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