特にひどかったのがエヴァ5。スルーだけならまだかわいいもんだが、大半がヘソまでガチガチにシメており、ただただ、逃げ出すしかなかった。恐らくまだ機械代回収中なんだろうが、GW中にたんまり抜けたはずなのでGW明けは狙い目になると予想。
というわけで今日の実戦機種はエヴァ5。導入当初はさすがの客付きだったが、ここに来て息切れ気味。空き台がゴロゴロある。一方、牙狼、北斗といったバトルスペックはほぼ満席状態。結局のところ、打ち手の多くが求めているのは爆発力だということだろう。
今回のエヴァがバトルスペックだったら面白かったかも知れないが、前作から受け継いだこの優秀なスペックも実は十分に魅力的なのである。
確変継続率ではバトルスペックに劣るものの、出玉ありの大当たりはすべて15Rだから確変1回あたりの平均出玉はバトルスペックと大差なし。無論、安定感は2R通常のないエヴァのほうが圧倒的に高く、結果的に立ち回りやすい。
実際の話、エヴァ4で食っていたプロ連中はかなり多かった。今回のスペックが前作と同じだという情報をつかんだ時、あるプロから「これでまた一年生き延びられるそうだ」という内容のメールが来たくらいである。
狙い台を決め、まずはセオリー通りブッコミを狙ってみる。ただしストロークはやや強め。あまり強すぎると右に流れて死に玉が増える。この調整がなかなか難しい。
ストロークの微調整を行っている最中、エヴァランプがすべて点灯しリーチが確定。すると左に3・右に5が停止。これはもしや…。
しばらくすると中に1が止まり、暴走モード突入。開始からわずか17回転目の出来事だ。突確だから出玉は得られないものの、確変にさえ入ればこっちのもの。だが、なぜか電チューで消化したにもかかわらず、8回転目、暴走モード継続演出が発生。エヴァで突確2連なんていつぶりだろうか。まあ、レアな継続演出を見ることができたと前向きに考えることにしよう。
確変中5回転目、リラックスSU3から、スーパー確定かと思いきや、突如画面がスパークし突発当たり発生。確変中の突発は確変大当たり確定のうれしい演出。突確2連で下がったテンションが再び急上昇!
確変4連チャン目、リラックスSU1+エヴァランプ高速点滅。左右同時停止だから当たれば確変確定も、発展先は零号機リーチ。アスカが救援に入ったものの案の定敗北。その直後だった。一発告知ランプがギュンギュンと回転し、今作の主人公・最後のシ者こと渚カヲルが四号機に乗って颯爽と登場し確変ゲット。相変わらずカッコイイ復活演出。
結局、この確変は5連まで伸びてくれた。うち2回は突確のため出玉は5000個前後。投資はたった1000円だから多少の追い銭は許容範囲だが、できればこの持ち玉で戦い抜きたいというのが本音。しかしなぜか大ハマリの多いエヴァのこと。5000個程度の出玉はペロっと飲まれてしまう。早めに次の初当たりを射止めねば…。
この願いが通じたのか、184回転目に保留1からのカウントダウン連続予告+シンクロで大当たりゲット。ただしこれは単発。続いては272回転目、いよいよハマリ始めてきたなと思っていたところで回転中に画面がスパーク! 通常時に突発当たりとはなかなか粋なことをやってくれる。が、揃った絵柄は8。また単発か…。
しかし大当たり終了後のモード選択画面に現れたのはアスカor特訓。後者なら内部確変の期待度が大幅にアップする。さて、どちらが選ばれるのか。恐る恐るボタンをプッシュすると、なんとまたもや画面がスパークし突発昇格発生。今日はやたらと突発が多い日だ。さらに、大当たりを2回追加した後のシンジモード中にも突発。われながらすごいヒキ…。
しかしもっとすごかったのはこの日一番深くハマった425回転目の演出。前予告は何の変哲もないプッシュボタン予告のみだったから、この時点での期待度は0.1%以下。ところが、テンパイした図柄がしゃべったのである。これは非常にレアな鉄板演出で、出現率はウン十万分の1くらいの代物だろう。
価値ある演出をたくさん見られて大満足の一日。欲を言えば本来のスペックを発揮してくれれば最高だったのだが、まあ、すべてがうまくかみ合う日なんてそう多くはないのだ。今後は、GWの鬼シメ態勢で稼げなかった分を徐々に取り戻せれば。プラス1万3500円ナリ。
<プロフィール>
白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。