ユニークなキャリアを積み重ね、日本とジャマイカの橋渡しをするDr.Muneに、レゲエの魅力や、ジャマイカでの活動、レーベル所属アーティストについて聞いてみました。
(1)接骨院の院長をされながら、なぜレゲエ専門レーベル「Dr.Production(通称:ドクプロ)」を立ち上げたのでしょうか?
★Dr.Mune:まず最初に田舎の高校卒業後、練馬の名門接骨院に住込みで弟子入りしました。当時、あまりの研修の辛さに寮をこっそり抜け出して、田舎の同級生が バイトするレゲエクラブに遊びにでかけたんです。それでレゲエミュージックに出会い、励まされたおかげで約9年 間のハードな接骨研修期間を明るく終える事ができました。
音楽のパワーに気付かされて、いつか俺も「元気をくばる音楽」をつくりたいって思いました。それがレーベル設立のきっかけですね。
(2)レゲエの本場・ジャマイカへ行った時には、主にどういったことをされてますか?
★Dr.Mune:スタジオでの音楽制作とセレクター(普通でいうDJ)としてストリートで音楽をプレイしたり、友達や友達の家族の治療をさせられたり…(笑)。なかなか忙しく動き回っています。
(3)ジャマイカでドクターとして治療された時には、現地でどのような反応がありますか?
★Dr.Mune:興奮されますね。薬やメスを使わないで痛みが取れたりするんで…東洋医学なんてほとんど受けたことがない人ばっかりですから。東洋医学の神秘を感じるみたいです(笑)
(4)良質なレゲエミュージックを発掘したり、紹介する時には何を大切にしていますか?
★Dr.Mune:心が躍りだすことです。自分の心が踊りだすものが「元気をくばる音楽」だと思っているのでそこを大事にしています。
(5) Dr.Productionに所属するアーティスト達の個性を一言でそれぞれお願いします。
★Dr.Mune:Good Vibes! 皆、一緒に活動してて気持ちが良いアーティストですね。それぞれに個性がありますので、ショー等を観てて僕自身がすごく楽しんでいます。
(6)2010年5月19日に発売したハイジのアルバム「I LOVE YOU」の反響は?
★Dr.Mune:お陰様で、とても良いですね。レゲエのクラッシックから新しい音までふんだんに使われていて、レゲエの幅広さも出ていると思うし、テーマも愛について等身大で歌われているので、恋する人たちに響いてると思います。
(7)2010年6月以降のリリース予定は?
★Dr.Mune:KING-Kの「LINK UP THROUGH THE SKY」ってアルバムが6月30日に出ます。このアルバムは、僕が手掛けた作品のなかの傑作のひとつです。まさに心と体が躍りだしますよ!(笑) 本当に皆さんに聴いてほしい一枚が出来たと自負しています。
(8)Dr.Muneの夢は?
★Dr.Mune:音楽も接骨も海外支部をだすことです。どちらも逆に海外から日本へ発信という時があっても面白いと思うんですよね。
(9)レゲエの魅力を一言でいうと?
★Dr.Mune:前向きなパワーですね。接骨の研修時代にレゲエの前向きなパワーをすごく感じて、それでハマって、気付けば自分もプレイする側になってたり、レーベルも設立したりで今に至っています。だからレゲエにはそれだけ人を動かす前向きなパワーがあると思うんですよね。
(10)ファンに向けてのメッセージをお願いします。
★Dr.Mune:こんな僕とドクプロをよろしくお願いします。これからも色々とリリースをしていきますのでどこかで見かけた際には是非とも聴いてみてほしいですね。レゲエを聴いて少しでも元気に前向きになってもらえれば嬉しいです。
※Dr.Muneが主宰するレゲエ専門レーベル
■Dr.Production 公式サイト http://www.dr-production.com
※記事企画:文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou