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噂の深層 ローラのパパがカレー屋をやっていた理由

 海外療養費をだまし取った詐欺の疑いで、実の父親が国際指名手配中のローラ。

 このバングラデシュ人の父親、ジュリップ・エイエスエル・アル容疑者について、昨年11月発売の『週刊文春』(文芸春秋)がすでに報じていた。

 同誌によれば幼少期の一家の暮らしは楽ではなく、今から14年前、ローラ・パパは都内の雑居ビルで「アル・ムーン」というインドカレー屋を経営していたという。しかし、経営は上手くいかず次第に家賃を滞納するように。その後、すぐに閉店してしまったという。

 ローラが実際には黒目・黒髪で、日本人名の本名で都立高校に通っていたというのは一部では良く知られた話だ。そこで気になるのは、ローラとは対照的に生粋のバングラデシュ人であるローラ・パパが、何故インドカレー屋で働いていたかという点だろう。そこには日本のカレー屋がひた隠すひとつの真相があった。

 「日本中にある“インドカレー屋”や“インド人がやってるカレー店”の正体は、そのほとんどがバングラデシュ人やネパール人によるカレー屋です。カースト制度が残るインドでは自分より下の階級が調理した料理には手をつけないという風習がいまだにあって、有名なレストランの料理人はみな上層階級の人ばかり。プライドの高い彼らは海外に出稼ぎに行きなどしないんです。結果、日本のインドカレー屋のほどんどは隣国のバングラデシュやネパールから来た外国人が作るインドカレーなんです。まあ、彼らの国の主食もカレーなんで“本場”には違いありませんけど」(食品専門商社社員)

 ローラ・パパもその方が儲かると思い、バングラデシュ人であることを黙ってインドカレー店を開いていたのだろう。もっともローラ・パパはこの店を舞台に、バングラデシュ人にカネを取って不法就労を斡旋するブローカー的役割をしていた疑いもあり、今回の国外逃亡ともども悪質な確信犯であることは間違いない。

 「今回の事件でジュリップ容疑者を中心にグループ全体で盗み取ったとされる1000万円以上の保険料はすべて日本国民の税金。捜査関係者によればジュリップ容疑者は1年前から捜査の手から逃がれようと日本から脱出していたそうで、ローラ本人だって気づいてないとは思えないような状況だったのです。今回だけは、『う〜んわかんな〜い』というのはちょっと…」(テレビ局記者)

 今後の仕事激減はもはや避けられない!?(明大昭平)

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