中でも旧秋元別邸(旧館林藩主、秋元家ゆかりの建物)では明治〜平成までの雛人形が約1000体展され、古いものから新しいものまで大小様々な雛人形がズラリと並び、桃の節句を彩った。
全国的に「ひなまつり寒波」に覆われた今年の3月3日だったが、寒いながらもイベントは子供連れの家族やツアーでやってきた観光客ら、沢山の来場者で賑わいを見せた。各会場ではお雛さまの前で記念写真を撮る人、じっくりと人形の顔に見入る人、地元ガイドの話に熱心に耳を傾ける人など、思い思いに桃の節句を楽しむ光景が見られた。
また、同イベント中「ぶんぶく茶釜」の昔話で有名な茂林寺(同市)では、今年も23体のタヌキの像が「お雛さまのコスプレ」姿でお出迎え。そのままでもユーモラスな造形のタヌキ達が晴れ着でおめかしした姿は観光客の目を楽しませていた。
(ミルキィヨーコ 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou