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クラシックコンサートでピアニストの手元がみえるのはどの席か?

 ソリストの克己心、オケの献身に思わず「ブラヴァ」…クラシックコンサートが思いがけず深い感動を与えてくれることがある。では、どの席を買ったらいいだろうか。

 まず、ピアニストの手元が見えるのは、2階席のみ、である。S席、と名がついていても、1階から見えるわけがないのだ! 「15〜16列あたりからですと見えるかと…」などとホール関係者から説明を受けても、見えるはずがないので、注意してほしい。また、ステージと同じ高さの1階バルコニー席があることがあるが、ここからも手元は見えない。

 2階正面席よりは、少し後ろめから、つまり左バルコニー席のほうが、よく演奏の様子が見えるだろう。
 ではヴァイオリニストの手元は? 正解は、右利きの演奏家でも向き直って弾くことが多いため、ステージ向かって右の2階バルコニーでもヴァイオリニストの手元はよく見える。いっぽう現代曲や難曲などで譜面台が登場すると、一番前の席でも本人すら見えないことがあるので、注意が必要だ。

 Q.オケ木管に綺麗なお姉さん…。
 正解だが、前から2ブロック目の前目が特等席である。あまり前だと、みんなが座ったら木管奏者以後のメンバーは見えなくなることが多い。またいずれのホールでも、あまり前の席からは、金管隊と打楽器隊はまったく見えない。

 Q.3階席はみえますか?
 NHKホールは音響がよく、十分「貧民席」でも楽しめる。その代わり、ステージ上の人の見え方は、東京ドームのスタンドでプロレスを見るのと大差ない。表情が伺いたければ、オペラグラスご持参のこと。以上、あくまで目安なので、ご参考程度にどうぞ。(了)

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