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USオープンテニスのチケットの値段

 NYを襲った竜巻の影響でUSオープンテニスの男女決勝戦はそれぞれ1日ずつずれ込み、10日に幕を閉じた。女子優勝はセレーナ・ウィリアムス、男子優勝はアンディ・マレーという結果だった。

 試合が行われたフラッシングメドウズパークにはNYメッツの本拠地のシティフィールドもあり、地下鉄駅名はWillet PT-Shea StadiumからMets-Willets Pointに変更になっている。

 タイムズスクエアから7番線に乗っておよそ30分。普段はヒスパニック系とアジア系住民の乗客が多く、白人の姿は少ないのだが、9日午後の電車内は野球ファンとテニスファンの白人乗客で込み合った。

 テニスにしろ野球にしろチケットは非常に高く、米国内では比較的に富裕層が多い白人たちがチケットのほとんどを買ってしまうのが実情だ。

 チケットはほとんど完売していて、決勝戦の1階のコートサイドだと2500ドルほどの高値が付くという。当日余ったチケットを売ろうとする何人かのアメリカ人がいて、一人の男性は165ドルほどの額面のチケットを450ドルで売るといい、二人組の女性は125ドルの額面のところ75ドルでいいという。テニスファンなら飛びつくところだが、こんな安値にも関わらず、上には上がいて、20ドルまで値切ったアメリカ人がいたというからスゴイ。

(セリー真坂)

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