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3回中山競馬5日目(4月7日・土曜日)予想・橋本 千春

中山11R「ニュージーランドT」芝1600㍍
★底知れぬパワーを秘めた、リョーノテソーロが4連勝で重賞制覇★
◎12リョーノテソーロ
○14ケイアイノーテック
▲10ファストアプローチ
△5カツジ、6カシアス
 ◎は、<3100>と、連対率10割を継続中の外国産馬リョーノテソーロ。成績が示す通り、潜在能力の高さは一目瞭然。緩急自在に立ち回れるセンスの良さも一流馬の証し。前走のクロッカスSは、初芝のスピード競馬に難なく対応して3連勝を達成している。初の1600㍍も、「無駄な力は使わない」賢い馬だから心配無用。更に、パフォーマンスを上げ初重賞制覇だ。

中山10R「湾岸S」芝2200㍍
★コース巧者のフリージングレインが、2連勝で真髄を見せつける★
◎9フリージングレイン
○2リッチーリッチー
▲1コルコバード
△5ステイパーシスト、8レイズアスピリット
 「心身ともに成長して、力を付けている」フリージングレインでもう一丁いける。とりわけ、中山は<2210>と、すべて3着以内だからこれはアドバンテージ。勝ち内容も圧巻。2着馬を1秒2、0秒4差突き放し子供扱いしているのだ。ここが昇級戦とはいえ、競馬は格より調子の格言もある。MAXの条件ならそれを補って余りある。

福島11R「吾妻小富士賞」芝1200㍍
★現級勝ちの実力馬エクラミレネールが、起死回生の一発を決める★
◎3エクラミレネール
○14シンボリバーグ
▲16レーヴムーン
△13エリシェヴァ、15クラウンルシフェル
 過去に現級勝ちしている実力馬の、エクラミレネールをイチ押し。近走は折り合いに苦心して、不本意な結果に終わっているが、実力負けでないことは明らか。今回は1200㍍に短縮して、スムーズに折り合いも付くハズ。能力全開は間違いないし、起死回生の一発が決まる。

阪神11R「阪神牝馬S」芝1600㍍
★重賞勝ちの勢いに乗る、リスグラシューでもう一丁いける★
◎3リスグラシュー
○6ソウルスターリング
▲13ラビットラン
△2アドマイヤリード、11ミスパンテール
 牡馬混合の東京新聞杯を圧勝(0秒2差)、勢いに乗るリスグラシューに期待する。これで1600㍍は<2310>。しかも、2勝とも重賞だからマイラーの資質は相当高い。臨戦過程も休み明けを1度使って、すべての面で上積みは大きい。この点も強調材料。勝って、ヴィクトリアマイルに大きく弾みをつける。

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