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加勢大周 転落の裏にオンナの影

 覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の現行犯で逮捕された俳優の加勢大周容疑者(38)=本名・川本伸博=が6日、東京地検に送検された。加勢容疑者は警視庁組織犯罪対策5課と世田谷署の調べに対し「自分が弱かった」と供述しているが、薬物に手を染めた背景には恋人との破局があったという情報をキャッチした。

 加勢容疑者が送検された6日、所属事務所はマスコミ各社にファクスで「このような形でお騒がせしてしまったことは許されることではございません。今後、しかるべき法に従わせる所存」とコメント。打ち切りが決まった、加勢容疑者が出演していたTBS系ドラマ「キッパリ!」に主演する奥山佳恵は所属事務所を通じ「今後は社会人としての責任を果たし、一日も早く立ち直られることを願っております」とファクスでコメントを発表した。
 「今回の騒動で最も割を食ったのは奥山の所属事務所。加勢容疑者の事務所に億単位の賠償金を請求するはず。奥山の事務所は大手なので、きっちりカタをつけないと、加勢容疑者は二度と芸能界に復帰できない」(芸能プロ関係者)
 加勢容疑者が逮捕された都内の自宅マンションは、「前妻と結婚していた時から住み続けていた」(週刊誌記者)そうだが、実は、1年ほど前には恋人らしき女性がいたという。
 「00年2月に結婚した女性とは、隠し子騒動が原因で1年10カ月で離婚。数千万円の慰謝料を支払っていたため、家賃10万円程度の同じマンションに住み続けた。1年ほど前までは、その部屋で30代前半くらいの水商売風の女性と半同せい状態。親しい関係者には彼女のことを紹介していたというから、結婚も考えていたのでは」(同)
 加勢容疑者が真剣だったかは謎だが、その女性との破局が今回の事件に関係がありそうだ。「8月の『キッパリ!』の制作発表で、加勢は『役のことを考えて、食欲が落ちて5キロやせた』と話していたが、明らかに薬物の影響。ここ半年ほどで急激にやせ、周囲には『ジョギングとかしてやせた』と話していたそうです。交際していた女性との破局がショックで薬物に手を出したか、あるいは、もともと薬物を常用していてそれを知った女性が離れた可能性もある」(映画関係者)
 覚せい剤の使用のみならず、自宅で大麻の栽培まで行っていた加勢容疑者。今後、薬物に手を染めた動機などについてどう語るか注目される。

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