詐欺グループの関係者が「宮迫のギャラは100万円」「忘年会のメンバーは入れ墨も見えて、その筋の人間だとすぐ分かる」と一刀両断! 仲介役とみられる、お笑いコンビ『カラテカ』の入江慎也(42)が吉本興業から契約解除され、忘年会で主役の扱いを受けていた『雨上がり決死隊』の宮迫博之(49)ら11人が謹慎処分に追い込まれた。
当初、宮迫は「ギャラはもらっていない。詐欺グループの忘年会だとは知らなかった」で逃げ切るつもりだったが、グループ関係者が追撃したのだ。
さらに、宮迫をかわいがっている松本人志まで「何らかのお金は出ていると思う」と、自身のレギュラー番組で突き放した。これで、宮迫を擁護する人間は1人もいなくなった。
「冠番組の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)はスポンサーが激怒しており、CMがほとんど入らなくなりました。当初、テレ朝は不問に付すつもりでしたが、宮迫が詐欺グループの主犯格の夫婦を『アメトーーク!に招待しますよ』と発言していたことが明らかになって潮目が変わった。番組打ち切りも時間の問題です」(芸能記者)
宮迫が怒らせたのはテレ朝だけではない。司会を務める『行列のできる法律相談所』の日本テレビも頭を抱えている。
「実は『行列』では、この夏、暴力団との親密交際で引退した島田紳助さんを復帰させる“お帰りなさい紳助さんスペシャル”の企画案が持ち上がっていたんです。宮迫の問題が、以前のような不倫程度ならスルーできたんですが、よりによって反社会的勢力への闇営業ですからね。宮迫と紳助さんを共演させるわけにはいかなくなった。紳助さんの復帰企画も頓挫してしまったんです」(日テレ関係者)
みなさまに叱られる事態となった宮迫は、“海外逃亡”を計画しているという。
「知人のツテを頼って『台湾に1年ほど潜伏して嵐がすぎ去るのを待ちたい』という相談を、周囲にしているようです。宮迫は2012年にスキルス性の胃がんで休業した際も『暖かい東南アジアで少し休みたい』と吉本に申し出ていましたからね」(お笑い関係者)
かつて不倫の取材で黒か白か問われ、「オフホワイトです」と答えた宮迫。今回は詐欺集団に対する闇営業とあって、「漆黒」だ。
また、仲介役を務めていた入江が差配した“闇のギャラ”の流れが明らかになってきた。今回の闇営業では入江がギャラをすべて自身で決定したとみられ、その金額は全体の半分と言われている。全くもって、笑っている場合ではない。今や“お笑い界”は“お祓い会” と化している。