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「レッスルマニアはメインに出たい」 WWE中邑真輔、現在の心境を語り尽くす!

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中邑真輔

 今週からプロレス新連載『どら増田のプロレスaID』を、通常取材しているプロレスや格闘技の記事と並行して執筆し、週末にアップしていくことになった。取材を通して感じたこと(取材秘話も含む)はもちろん、今年でプロレス観戦歴36年目に突入した私が、これまで見て感じてきたこと、そして、最新情報まで、団体や歴史の枠にとらわれることなく、プロレスの面白さを少しでも伝えることができたらと思うので、末永くご愛読いただけたら嬉しい。

 第1回目は、2016年に新日本プロレスから世界最大のプロレス団体WWEに移籍し、主力ブランド、スマックダウンに所属している日本人スーパースター“ロック・スター”中邑真輔が、レッスルマニアでのAJスタイルズ戦に向けて、先日、日本のマスコミ向けに電話でロングインタビューを行った。文字起こしに苦心したこのインタビューを2週にわけてノーカットで掲載する。中邑節炸裂の読み応えがあるインタビューを堪能してもらいたい。

ーーおはようございます。
おはようございまーす。ゆっくりやりましょう(笑)

ーーご機嫌いかがですか?
ご機嫌ですか(笑)。オーランドは今、夜の8時なんですけどサマータイムに突入してて、ニューヨークの寒波の影響で、少し寒いですね。日本の方が暖かいんじゃないですか。

ーーでは早速、レッスルマニアに出場する感想をお願いします。
レッスルマニア初出場が、ロイヤルランブル優勝という最高の形でできてうれしいです。

ーーロイヤルランブルで優勝するということは、1年に1回しかないわけですよね。
WWEやユニバーサルやUSといろんなタイトルがありますけど、きっとロイヤルランブルで優勝するほうが難易度が高いと思うんですよね。

ーーチャンピオンになるより難しいと?
はい。日本で例えるとG1(クライマックス)で優勝するほうが難しいみたいな部分もあると思います。それを制してレッスルマニアに行けるというのは、いちばんの最高の出場の仕方かなと思いますね。

ーーもうひとつ最高なのはAJスタイルズとの対戦であるということかなと思いますが?
そうですね。

ーーようやくAJとのカードが決定して、AJとレッスルマニアで闘うことについてはいかがですか?
数少ない心から尊敬できる選手と対戦できるというのは、興奮するというのもあるし、別にお互いに口裏を合わせてるわけじゃないんですけども、何というか…やってやろうという気持ちが高まってますね。

ーーもちろん魅せてやるという自信もあるわけですか?
もちろんありますね。やっとロイヤルランブル優勝してから、調子がつかめてきたというのもあるので、自分の魅せ方だったりとか、相手の引き出し方だったりとか、総合的に感覚が元に戻るというよりも、地に足がついてきた感はあるので、レッスルマニアで爆発できればいいかなと思いますね。

ーーアメリカでは2回ぐらい現場でレッスルマニアをご覧になってますよね?
そーですね。2016年から行ってデビュー戦、オーランド、次が3回目になりますよね。

ーー現場で見られたレッスルマニアへの感想は?
日本のプロレスを観ている感覚から言うと、興行が長いとかあるんですけど、世界最大で、これ以上ないイベントという上では、これぐらいのボリュームは当たり前かなという気はしますね。長丁場、試合の数もある、総合的な演出も半端ないと。その中でインパクトを残すにはどうすればいいかということの方を考えますね。全体を通して観てしまうと、どうしても淡白になりがちなんですけど、あそこでどうやってエッジを効かせるかなって。

ーーそれは過去2回現場で観て思ったことですか?
そうですね。僕がこんなことを言っちゃいけないのかもしれないけど、ダレるのは当たり前。全体でって感があると。その中で世界中の観ている目を覚ますには、どういうものが求められてくるのかなと思いますね。

ーーいつかは出られる日が来ると思ってたと思いますが、出場までのスピード感についてはいかがですか?
スピード感については、早いと言われれば早いかもしれないし、僕がWWEで過ごしてきた僕だけの感覚で言うと、“やっと”というところがありますね。

ーー日本でもAJとは試合をしてますが、今度AJと闘うことで、AJの印象が変わっていたりしますか?
日本で試合をしていたときよりも、AJの総合的な力は感じますね。今、僕がアメリカにいるように、AJが日本にいるときは、違う文化のもとで、まったく違う環境のもとで試合をしているというところがあったと思いますけど、その中でAJはあれだけの実績を残して、それが今逆転して、僕が今、日本にいた頃のAJの立場になっているのかなと思いますね。AJに関しては水を得たというか、いかんなく力を発揮しているように感じます。

ーーアメリカに行って何年か経ちますが、心境の変化はありますか?
日々のことだから、変化の積み重ねなので、大きく変わったことは、そこまでは感じ取れないんですけど、WWEは選手がとても多いのと、見ている観客も違いを見てますから、他の選手との差別化を図るのか。上手いにしろ下手にしろ、どうやって他人と差別化を図るか。それは非常に意識をしてやってますね。

ーーメインイベントと言われてますが?
メインイベントだといいなと思いますね。ロイヤルランブルの優勝者がメインに出られることになってますけど、去年の例を見ると、優勝したランディ(オートン)はメインイベントじゃなかった。そういうイレギュラーは起こりうるというのと、そこは駆け引きなのか?運なのか?会社の意向だけなのか?自分ではわかりかねますが、それは誰にもわからないですよね。その試合順を決定する人間以外は。当日に変わったりするわけだから。

ーーメインイベントに出たい気持ちはありますか?
もちろんありますね。レッスルマニアに出るってこと自体がそうそう普通じゃない。そんな簡単なことじゃない。特に今年に関してはロイヤルランブルを制して、チャンピオンを指名して、かつ公式なアナウンスでもメインイベントってうたわれたり、うたわれなかったりって部分では、不安定な状態ならば、率先してメインイベントって言った方がいいなって思いますけどね。

ーーWWE選手権への挑戦とAJとの試合、どちらに対する方が気持ちが大きかったですか?
どちらもってところですね。それはタイミングなので。どちらかっていうのもないしね。

ーーWWE王座にはこれまでにも挑戦していますが、勝てばレッスルマニアでの初戴冠になりますが?
確実に爪痕が残せるかなって思いますね。結果については勝ちたい。勝とうと思っているのは、もちろんのことですが、それ以上に中邑真輔を全世界にアピールしたいですね。

ロングインタビューの前半はここで終了。次週公開する後半では、中邑の現在のコンディションの話からアメリカでの生活、中邑が語るレッスルマニアの楽しみ方などなど、後半もボリューム満点なので、リアルライブでのスマックダウンの記事を読みながら楽しみにしてもらいたい。

【どら増田のプロレスaID vol.1】
文・どら増田
写真・広瀬ゼンイチ

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