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AJ対中邑“割り込み失敗”のシナがアンダーテイカー戦を熱望!キッド・ロックが殿堂入り【WWE】

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©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間13日、ミシガン州デトロイトで主力ブランド、ロウを開催した。

 レッスルマニア出場を模索するジョン・シナがリングに登場。前日のPPV『ファストレーン』で、AJスタイルズ対中邑真輔の“割り込み”を狙って、シックスパック・チャレンジWWE王座戦に敗戦したシナは「レッスルマニア出場はすべてのスーパースターの夢。だが、俺は失敗してしまった」と失意のコメントをするも、ファンの声援を受けると「でも、俺は諦めない。俺はレッスルマニアでアンダーテイカーに挑戦する! この試合の実現は本人次第だ。俺がアンダーテイカーなら、もう1試合するはずだ」とすでに引退したとされる“リビング・レジェンド”ジ・アンダーテイカー本人に語りかけて挑発した。シナはWWE王座への挑戦が決まる前にも、アンダーテイカー戦の実現を訴えた“振り”があっただけに、今回は2度目のラブコールとなるが、果たして、これまでレッスルマニアで一度も対戦したことがないアンダーテイカー対シナ戦は実現するのだろうか。

 オープニングでは、カート・アングルGMがリングに現れ、予定していたブロック・レスナーの番組出演がなくなったことを伝えると、PPV『レッスルマニア34』(日本時間4月9日ニューオーリンズ メルセデス・ベンツ・スーパードーム)で対戦予定のロマン・レインズが現れた。レインズは「レスナーにはWWEやファンにリスペクトがない。ビンスのお気に入りだから仕事をさぼっているんだ。ビンスからもリスペクトがないのなら、やってられない」とバックステージのビンス・マクマホン代表に詰め寄った。レインズとの話し合いを終えたビンスは「レスナーは優遇されているが、それは彼が勝ち取ったものだ。来週には登場するし、レッスルマニア34ではレスナー対レインズとの王座戦を行われる。しかし、レインズには責任を取ってもらい、一時的に謹慎処分とする」と状況説明した。レスナーが一向に現れず、雲行きが怪しいユニバーサル王座戦。AJ対中邑のWWE王座戦とどちらがメインイベントになるのかも含めて今後の行方が見逃せない。
 またWWEは、キッド・ロックの2018年度のWWE殿堂入りを発表した。2018年度の殿堂者としてはゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ、アイボリー、ジェフ・ジャレットに続き第5号となる。デトロイト出身のキッド・ロックは90年後半に音楽業界に登場すると、ロック界の風雲児として多くの人を魅了した。ラップ、ロック、カントリーミュージックが融合した独自のスタイルを築き、アルバムセールスは合計2600万枚以上にのぼった。WWEとの縁は深く、過去のPPV大会のテーマ曲(”Cocky” や “All Summer Long”)やスーパースターのエントランス曲(アンダーテイカーの”American Bad Ass”やステイシー・キーブラーの”Legs”)として幾度となく使われて来た。また、番組やPPV大会、軍人の慰労行事として毎年開催しているトリビュート・トゥ・ザ・トゥループスにも参加し、ライブパフォーマンスを行って来た。WWEにとっても、WWEユニバースにとっても思い入れの深いミュージシャンである。今回はWWEの音楽への貢献を讃え、セレブリティ部門としてWWE殿堂入りが発表された。

 殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2018』は、米国現地時間4月6日にルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで行われる。その模様は日本時間4月7日に全世界に生配信される。

文・どら増田
写真提供・©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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