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フジテレビ「第2の人生を応援します」早期希望退職者へ“厚遇”

 視聴率低迷をまったく打開できないフジテレビだが、50歳以上の社員を対象に早期退職者を募り、通常の退職金に7000万円を上乗せする提案をしていることを、発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。

 同誌によると、同局は「第2の人生を応援します」という触れ込みで説明会を開催。好条件のため、第1回の説明会では40人収容の部屋がいっぱいになってしまったというのだ。

 同社単体の業績は17年3月期の利益が28億2300万円。13年3月期と比較すると、約103億円もダウンしているのだとか。

 当然、業績悪化は社員の給与にも影響し、ネットなどでは同局の平均年収は1500万円と書かれているが、若手はその半分にも満たない状態だという。

「こういう記事が出てしまうと、さらに若手のモチベーションは下がるだろう。さらには、『一体、その金はどこから出ているのか』という声も上がってくるだろう。この先、他局へ“流出”する社員が増えるのでは」(テレビ局関係者)
 とはいえ、現状を打開するための“苦肉の策”との見方もあるようだ。

「今のままだと上が詰まっていて、下の社員たちがなかなか出世できない状況なのだとか。くすぶっている社員たちを上に上げるためにも、早期退職者を募って上の世代の社員たちを減らそうとしているのでは」(芸能記者)

 現場のモチベーション低下もあってか、信じられないようなミスが頻発。

 8日放送の情報番組「とくダネ!」では、登山家の三浦雄一郎さんの写真に「故・ 三浦雄一郎さん」と誤ったテロップをつけて放送。小倉智昭キャスターが、「大変失礼なスーパーを流してしまいました。申し訳ありません」と謝罪していた。

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