岐阜バスを運営する岐阜乗合自動車によると、勤務する男性運転手が6月中旬、岐阜市中心部に向かっていた路線バスの中で信号待ちをしていた際、数回にわたって漫画を読んでいたという。
乗客の1人から会社に報告があり、事態が発覚。岐阜乗合自動車が内部調査をした結果、事実であることが判明した。同社は「公共交通を担う事業者として、大変不適切な行動」と謝罪し、運転手を処分する方針を明らかにした。
>>JR20代男性運転士、乗務中に私用スマホでゲーム 「カメラ設置すべき」の声も<<
バスは岐阜市郊外から市中心部に向かっていたとのことで、当時車内にあまり人がいなかった模様だが、それであったとしても公共交通機関で乗客の命を預かる立場の人物が、勤務中に漫画を読んでいたとは驚きである。
この事案に、ネット上では「携帯なのか雑誌なのかわからないけど、雑誌で堂々と読んでいたとするならすごい度胸だと思う」「そこまでして読みたい漫画って一体なんだったんだろう」「安全上してはいけない行為。そんなことも理解できない人物が勤務できる会社の体質も信じられない」「水分を摂る、物を食べるとはわけが違う。安全が脅かされるような行為は許せない」と怒りの声が上がる。
また、「このバス会社は運転手にきちんとした待遇をしていたのだろうか。結局待遇が悪いと、このようなことが起こる」「知床遊覧船のような、安全意識が極めて低い会社なのではないかと疑いたくなる」「地元民だけど、ここのバス会社は運転が荒い印象がある。運転手だけの問題じゃない」という指摘も出ていた。