男は24日午後2時すぎ、富里市の県道でミニバイクを運転中、反対車線で信号待ちをしていた自動車2台に衝突する事故を起こす。その後、警察官が駆けつけると、男が酒に酔っていることを感知し、アルコールの吸気検査を実施しようとした。
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ところが、男は「飲んでいない、帰らせろ」と強硬に主張し、約1時間にわたり検査を拒否。警察は道路交通法違反(飲酒検知拒否)の容疑で現行犯逮捕する。警察署で吸気検査をすると飲酒運転だったことが発覚し、同法違反(酒酔い運転)と合わせ送検した。
男は事故現場で「飲んでいない」と主張したものの、警察では飲酒運転を認めたとのこと。一方で、検査を拒んだことについては「覚えていない」などと否定しているという。拒否したからこそ逮捕されている事実があるわけで、男の主張は無理があると言わざるを得ないだろう。
この事件に、ネット上では「全く理解できない。酒を飲んだ人間は酔っていて覚えていないことを言い訳にしているが、そんなのが通用するわけがない」「飲酒運転の重大事故が相次いでいるのに、未だにこういう事が起こる。飲酒運転をした者は即免許取消でいいのではないか」と憤りの声が上がる。
一方で、「道路交通法の刑罰が抑止につながっていない。罰金はその人物にダメージを与えるような金額にするべき」などの指摘も出ていた。