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本作は、ひょんなことから夜を運び、夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれた森の子・ミューンが冒険を経て、伝説の守護者となるまでを描くフランスのアニメーション映画。ミューンの声を担当した大橋は「男の子の役をやることはこれまであまりなかったです。ボーイッシュな女の子の役はあったんですど。だから、演じていて新鮮でした」と吹き替え作業を振り返る。
大橋は「ミューンは最初、周りに迷惑をかけたり、失敗ばかり。月の守護者として成長していく過程、ミューンのカッコよくなっていく感じを意識して演じさせてもらいました」と述べ、「この作品は7年越しに日本にやって来て、ついに公開。その日本語の吹き替えを担当できたことも本当に嬉しいです。王道ファンタジーでみなさんに楽しんでいただける作品になっていると思います。見ていると、どんどん親目線というか保護者のような気持ちになって応援したくなると思います」と見所も紹介する。
グリムの声を担当した武藤は、この日が初の舞台あいさつの仕事となったと言い、壇上で緊張気味。本作の感想を問われると、「この作品は音がすごく素敵です。効果音とか、キラキラするシーンがたくさんあって素晴らしいと思います」と述べ、「ファンタジーを作る上では音がすごく大事。みなさんにそれに気づいてもらえたら嬉しいです。リスが『コン』っていうところとか。いい音だなって思って見てもらえたら」と笑顔で話していた。
(取材・文:名鹿祥史)