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恐怖の実話! 中学3年生が酒を飲み日本刀を持って大暴れ【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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 1967(昭和42)年2月、東京都大田区のある商店街で中学校3年の少年3人が日本刀を持ち、通行人に襲いかかって2人に重軽傷を負わせ、ショーウインドウなどをたたき割り逮捕された。

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 少年たちは学生服を着て、抜き身の日本刀を片手に商店街に入り込み、注意した男性の腕を切り重傷を負わせたほか、日本刀を見た住民が「危ないじゃないか」と注意したところ「お前もやられたいのか!」と追いかけ回したという。

 さらに、少年たちは車の窓ガラスを破壊し、履物店や化粧品店などのショーウインドウを次々に壊していった。日本刀片手に横暴の限りを尽くす少年に周囲の住民は恐怖し、誰も注意できなかったという。

 この少年たちには、日本刀を持ち出した明確な目的があった。

 それは、自分たちを注意した学校の教諭だった。教諭は3人に対し「お前たちみたいな暴れ者は学校に来るな。卒業証書はやるから家にいろ」と注意されたという。

 これに怒った3人は酒を浴びるほど飲み、酔った勢いで日本刀を持ち出し教諭の家に抗議に行こうとした。

 3人は途中で通りがかった商店街を破壊しながら移動し、200メートル離れた教諭の家に殴り込みに向かった。

 だが家に着くと教諭は留守中で、妻が相手することになった。
 妻は少年たちをなだめるのがうまかったのか「まずは刀をしまいなさい」と説得することに成功。また、少年たちは体は大きかったものの酒を飲み慣れておらず、次第に気分が悪くなってしまい、しばらくするとその場に倒れ込み、やがて警察に身柄を引き渡されたという。

 酩酊し日本刀を振り回すほどの暴れ方をした一方、死人を出さなかったのは奇跡に近いことだ。だが、逆に成長期だからこそ解決できた事件とも言えそうだ。

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