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小学6年生の女の子が近所のおばあちゃんの自宅で強盗【衝撃の未成年犯罪事件簿】

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画像はイメージです

 1970年代後半、青森県某市で恐ろしい強盗事件が発生した。

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 4月某日、住宅街の古い家でコタツに入ってテレビを観ていた50代後半の女性の元に1人の女の子が訪ねてきた。
 女性はこの女の子が、近所の小学校に通う孫の友人だと知っていたため「A子ちゃん、何か用かい?」と尋ねた。

 するとA子は「借りていた漫画を返しにきた」と言い、上がり込んできた。女性は2階の孫の部屋に案内したが、ここで女性はふと気が付いた。

 「今日は平日で学校があるはずでは……?」
 しばらくして、2階から出てきたA子は手にオモチャのブローチを握り、女性に投げつけた。そして「金を出せ!」と大声を出して脅してきた。

 最初は驚いたが、相手はまだ小学生の女の子。「やらないよ」と断ると、A子は逆上し女性が入っていたコタツのコードを手にし首を締めた。

 女性は抵抗したが体が不自由で振り払うことができず。その後、A子は女性を引きずり倒し、さらに顔を数回殴り、近くにあった預金通帳と財布の1万円を奪い取って姿を消したという。

 意識を取り戻した後、女性は隣の住民に「女の子に殴られて金を取られた」と訴えたが信じてもらえず、また家族が帰ってきた後に「A子ちゃんから暴行を受けた」と話しても、A子のことを知る家族は全く信じなかった。

 だが、翌日になり殴られた目が大きくはれ上がったことから、「もしかして……」と考え直して警察に届け出たという。

 A子は奪った1万円でブラウスやスカート、お菓子などを購入。お金の出所については話さなかったため、補導されることになった。

 A子は犯行の動機について「家にいても面白くなかったから」と答えており、家庭内でうっぷんがたまっていたことから犯行に及んだとみられる。

 顔なじみだった孫の友人の本性が恐ろしい「強盗」だったとは、まさに恐ろしい話である。

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