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『おかえりモネ』、西島秀俊のセリフに反響 「神回」「涙止まらない」心の傷を癒す言葉に称賛の声

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西島秀俊

 NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第33回が30日に放送された。

 現在、第7週「サヤカさんの木」が放送されている本作。第33回は、百音(清原果耶)は、サヤカ(夏木マリ)、中村(平山祐介)、朝岡(西島秀俊)の3人がつながりを持つようになったきっかけを知り――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 第33回では、朝岡が百音にかけたある言葉が話題になっている。

 百音の故郷は気仙沼市の亀島。しかし東日本大震災の当日、百音は受験のために地元を離れていて、震災発生後は戻ることができず。対岸から島の絶望的な被害をただ見ているだけということをずっと悔やみ、朝岡の前で「あの日、わたし、何もできなかった」と涙をこぼしたこともあった。

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 「この日、百音に対し突然、朝岡は『何もできなかったと思っているのは、あなただけではありません』と言い、多くの人が同じ想いを抱えていると指摘。『何もできなかった、と思う人は、次はきっと、何かできるようになりたいと強く思うでしょう? その思いが、わたしたちを動かすエンジンです』と話していました」(ドラマライター)

 この言葉に百音は少しだけ笑顔を浮かべていたが、ネットからは「涙止まらない」「このセリフだけで今日は神回」「すごく心に刺さった」という声が続出している。

 「このセリフは、震災時に感じたもどかしさを今も抱えている人に刺さった言葉だった一方、震災以外のあらゆる“後悔”を抱えた人にとっても深い言葉となっていました。震災以降、傷ついていた百音が周囲の言葉で少しずつ癒されているように、ドラマの視聴者もまた、登場人物たちのセリフに慰められているようです」(同)

 第33回は、多くの人が感動した“神回”となったようだ。

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