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オリックス・能見、セ首位阪神とは「あまり対戦したくない」 ネガティブ発言にファン驚き、古巣との対戦に及び腰なワケは

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 6月1日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に、オリックスのプロ17年目・42歳の能見篤史がVTR出演。番組内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で話題となっている。

 番組で能見は同日から始まる古巣阪神との3連戦へ向けての心境や、5月18日・ロッテ戦で阪神時代の同僚である鳥谷敬と対戦した感想などについてトーク。鳥谷との対決については「場面が場面(1点リードの8回表2死一塁)だったので、なかなか楽しめる余裕もなく全力で抑えにいった感じです」としつつも、「(鳥谷の)元気な姿を見るとうれしくなります」と試合での“再会”を喜んだ旨を語った。

 しかし、昨季まで所属した古巣阪神との対戦については、具体的な理由には触れていないが「基本的にあまり対戦はしたくない」とコメント。能見は先発ではなく中継ぎのため3連戦中の登板が決定しているわけではないが、できれば元同僚たちと対戦はしたくないと弱気の姿勢を見せた。

 能見は続けて、「(阪神には)成長させていただきましたし、長く(野球を)させてもらったのでいろんな思いはあるんですけど(気持ちは)複雑ですね。違うチームで(甲子園の)景色を見るということが今までないので」と発言。敵軍選手として昨季までの本拠地・甲子園で登板することへの不安をにじませていた。

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 能見の発言を受け、ネット上には「普通は『楽しみです』とか言いそうなものなのにちょっとネガティブ過ぎない?」、「甲子園のファンは鳥谷を拍手で迎えたし、能見のことも『お帰り!』って温かく迎えてくれると思うんだが…」、「シンプルにめちゃくちゃ打たれそうって心配してるのかな」といった反応が多数寄せられている。

 「能見は2005年のプロ入りから阪神(2005-2020)でプレーし『443登板・104勝93敗51ホールド2セーブ・防御率3.34』という数字を残しましたが、昨季は『34登板・1勝0敗4ホールド1セーブ・防御率4.74』と失点が目立ったこともあり同年限りで戦力外に。オフにオリックスからオファーを受け入団しましたが、今季もここまで『15登板・0勝0敗4ホールド2セーブ・防御率4.97』と苦戦しています。一方、阪神は今季チーム打率がセ・リーグ2位(.257)、得点数が同1位(220得点)と打線が機能し、2位巨人に4.5ゲーム差をつけ首位を快走しています。そのため、もしかしたら本人の中では元同僚たちとの再会を楽しむ気持ちよりも、自分が打ち込まれてチームに迷惑をかけてしまうことを懸念する気持ちの方が強まっているのかもしれません。昨季まで阪神所属という点を考えるとサンズ(.295・12本・30打点)、大山悠輔(.279・5本・26打点)、マルテ(.278・9本・26打点)ら好調選手の得意不得意もある程度は把握しているはずなのですが、それを差し引いても抑えることは難しいと考えている可能性もあるのではないでしょうか」(野球ライター)

 2005年から始まった交流戦では、阪神相手に「29勝27敗3分」と勝ち越しているオリックス。今年も相性通りに白星を稼ぎたいところだが、果たして昨季まで阪神に身を置いていた能見の登板機会はあるだろうか。

文 / 柴田雅人

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