1週間の星取表が書かれたフリップを見た張本氏は「パ・リーグは混戦になるかもか分からんね」と独自の見解。そして、「ただ(日本)ハムとオリックスは、ちょっと体力がないわね。ハムはね、近藤(健介)が当たってきたから心強いと思います」と古巣の日本ハムには好意的な発言をする。
一方、オリックスについては「投打、凄いすごい選手が居るんだけどね、山本(由伸)・吉田(正尚)。どうして勝てないのかなと思いますね」と特にフォローもなくバッサリ。そして、「パ・リーグの旋風は西武でしょう。ホームラン王の山川(穂高)が故障から出てきたし、森(友哉)と2人で当たってきたら、西武はポイントになるでしょうね」と、8日現在4位となっているライオンズが「今後浮上してくるのではないか」と分析した。
張本氏の評論に、真っ先に異を唱えたのは「体力がない。どうして勝てないのか」と揶揄されたオリックスファン。「若手選手が出てきているのに体力がないだなんて」「選手層はある方だと思う」「試合を見たらそんなことを言えないはず」「良い選手はたくさんいる」などと怒りの声が相次ぐ。
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一方で、他球団のファンからは「一年間活躍できる選手が少ないのは事実」「優勝争いを経験したことがないし、そういう意味で体力がないと言ったのなら理解できる」「勝てていないし、良い選手も数名じゃないの?」「ここ数年を見ればシーズン中盤に息切れしているし、妥当な評論」「混戦ながらハム、オリックスは厳しく、西武の打線が脅威という解説は納得できる」という指摘もあった。
体力があるか否かは意見が分かれているオリックスだが、混戦模様のパ・リーグと言えども現状は5位に甘んじている。張本氏の「体力がない」発言が間違いであると証明するためには、結果を出すしかない。