問題となっているのは、高橋氏が9日にツイッターに投稿した日本の新型コロナウイルス感染状況や東京五輪の開催について触れたツイート。高橋氏は各国の新規感染状況を比較するグラフとともに、「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿した。
このツイートに『バイキング』では坂上はじめほとんどの出演者が批判的だったが、話を振られた吉田は、「『笑笑』って(五輪)できるやんけって呆れ笑いですよね? それは、(批判している人は)なんで行間くみ取ることができへんのかって思いますけどね」と指摘。「そういう意見もこれから聞いていなきゃならないし、反対の人がいるんやったら、直接的な討論番組っていうのをいいかげん見たいですよね」と明かした。
しかし、坂上は「たとえば、俺がここ(MC)にいて、言いたいように言って……るけど、言っちゃいけない言葉あるじゃないですか」と言い、「この方だってこういう状況で日本の経済面をやってらっしゃるけれども、じゃあ分科会でも経済の専門家だったら、『やあやあ、インフルと変わらないんだからコロナで死んでもしょうがないんだよ!』って言える!? 立場ってあるじゃない!」とヒートアップする事態に。
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これに吉田が「死んだって構わないとは言ってないですよね……?」とツッコむと、坂上は再び「コロナで身内を亡くした方とか、そういう人たちのことは政府の一員だったら考えないとおかしくない?」と反論。吉田は「そこにつなげると、それはすべての言葉がそういうふうに取れるから。ちょっとマイルドに、ちょっと嫌味っぽく言ったってだけで、ここまで怒る必要ってどこにあるんですか?」と疑問を呈していた。
このバトルに視聴者からは、「吉田も吉田だけど、坂上もなに言ってるんだ…?」「坂上は無駄に問題大きくしようとしてるだけ」「坂上が論点ズラししようとしたのを吉田が論破した印象」という声が集まっていた。
高橋氏の発言にも多くの疑問の声が寄せられているものの、坂上の曲解には多くの視聴者が違和感を覚えてしまったようだ。