昨日、大阪の新たな感染者が初めて1000人を超えた。さらに重症者用のベッドの使用率も95%と、100%は目前だ。このままでは、今後、重篤な患者が運ばれてきても受け入れを一時停止する可能性も出始めた。
吉村知事は4人以下のマスク会食を求めているが、このアナウンスに対し、水曜コメンテーターの浜田敬子氏は「人は自分に都合のいいように、マスクすれば会食していいんだとなってしまう」と主張。さらに、知事が様々なメッセージを同時に発信していることに「矛盾しているし、何がしたいのかが伝わらない」と異論。
玉川氏もまた、「吉村知事の対応が場当たり的だという風に僕は思うんですよね」と私見。「(感染者が)1000人を超えてきたっていうことでしょう。だから、全て僕は場当たり的に感じるんですよ」と繰り返し述べた。
さらに、「まん延防止等重点措置」ではなく、「緊急事態宣言」を要請した方が良かったのではないかと前置きした上で、「全部場当たりだなという風に僕には映ります」と“場当たり的”を計3回連呼。
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そして、吉村知事に「あなたの今の対応で足りなかった時はどうするんですか」「(何か別の方策を)考えてないことはないと思いたいが、結局こういう風なことになると、悪い方向に事態が進んだ時のことは考えていないのでは」と斬り捨てた。
玉川氏の批判は止まず、「オーバーフローしますよね。もうすぐ」と間もなく患者が病床数を上回ると予測。「オーバーフローした時にどうするんですかという話なんですけど、自治体の長として考えているんだったら教えてほしい」と求めた。
また、患者の移送についても提案。「そこまで患者が多くなくて、ひっ迫が避けられているところ…いずれ、もしかしたらそちらも患者が増えてくるのかもしれないですが、現時点ではそれほどひっ迫していないというところまで、例えばヘリとか航空機とかを使って」と述べた。海外では重症患者の移送措置を取るところがあるという。
さらに、「かなり遠いと思われるところでも、(患者を)引き受けてもらうところを探してでも命を救うことをしなかったら、どんどん死者が増えていきますよ。だから、どうするつもりなのかってことですね」と追及していた。