東京五輪・パラリンピックの開閉会式の企画と演出の統括役を務めていたクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、渡辺をブタに変身させるという演出を提案していたことに端を発するこの問題。カズレーザーは19日放送の同番組の中で、「渡辺さんは自分のふくよかな体型で笑いを取ってきたし、感動も与えてきた。それを自覚してらっしゃるので、この件についてなんとも思ってないはず」と指摘していた。
しかし、同日夜に渡辺は自身のユーチューブチャンネルにアップした動画の中でこの問題について言及。「この報道を見てた人が傷つく人がいるだろうな、と心配しました。同じように悩んでいる人もいるし、やっと乗り越えた人もいる」「ショックだなー、と思った」と演出案を批判していた。
この渡辺の言葉を受けてか、23日放送の同番組で再びこの話題が取り上げられたが、カズレーザーは話を振られても「この件に関しては、僕は渡辺さんにとって侮辱する側の人間になってしまったので、言葉に発する資格は持ってないと思います」とコメント。「申し訳ないですね」と渡辺への謝罪を口にした。
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この言葉にメインキャスターの小倉智昭が驚きつつ、「そうだったの?」と困惑すると、カズレーザーは「配慮が足りなかったとは思いますね」と反省。小倉はこのカズレーザーの姿勢がピンとこなかったようで、「その受け止め方って人次第だと思います。表現の問題もあるかと思いますけども……」とコメントしていた。
このカズレーザーの言葉に視聴者からは、「違和感あるコメントだと思ってたけど、申し訳ないって言ってくれてよかった」「相方いじってた立場もあるからコメント難しかったのかもしれないけど、反省を口にしてて見直した」という称賛の声が集まっていた。
今後の芸人の容姿イジリにもつながってくるこの問題。芸人であるカズレーザーが自身の言葉を反省する姿に感銘を受けた視聴者も多かったようだ。