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渡辺直美「見た目を揶揄されることも重々理解」五輪の侮辱演出報道にコメント発表 自身の考え明かす

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渡辺直美

 17日「文春オンライン」(文藝春秋)によって報じられた、東京オリンピック・パラリンピックの開会式の演出を統括するクリエーティブディレクターの佐々木宏氏の問題について、お笑いタレントの渡辺直美がコメントを発表した。

 報道によると、佐々木氏は去年3月、演出チームのLINEグループに向け、渡辺をブタに変身させる演出を提案。さらに、この演出を「オリンピッグ」と表現していたことが明らかになり、17日深夜に佐々木氏は謝罪文を公表、辞意を表明した。

 この騒動を受け、渡辺は所属する吉本興業の公式サイトにてコメントを発表。「オリンピックの件ですが、去年、会社を通じて内々に開会式への出演依頼をいただいておりましたが、コロナの影響で オリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました。それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」と、報道については知らなかったとした。

 ​>>「本人がOKでも、当たり前になることで傷つく人も」五輪の“ブタ”演出騒動、フィフィの指摘に賛同の声<<​​​

 その上で、「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」と自身の考えを明かし、「しかし、ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております」と、侮辱表現に対しては警鐘を鳴らした。

 吉本興業は、同記事に対して「当社及び渡辺直美が全く把握していないことですので真偽は分かりかねます」としている。

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