事件が発生したのは13日午後4時すぎ。城東区放出西の交差点で、自転車で横断歩道を渡っていた小学校6年生の児童が、交差点に進入してきた78歳男の運転する自動車にはねられた。男児は頭と身体を強く打ち、救急搬送されたが、14日に死亡した。
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男は過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕される。警察によると、搭載されていたドライブレコーダーを調べたところ、乗用車側の信号は赤だったという。男児は青信号のため横断していた可能性が高く、全く理不尽な形で命を奪われた可能性が高い。詳細については、現在警察が捜査中。男は取り調べに対し、「スポーツジムに行く途中だった」と話しているという。
またも発生した高齢者ドライバーによる子どもの死亡事故に、「許せない。交通ルールを守っていた男の子が殺されるなんて」「信号を認識できない人間が車を乗っていたことに強い憤りを感じる」「バブルの恩恵に預かった富裕世代が若者やその親を殺す。しかも、免許を返納しようとしない。実にわがままで自分勝手だ」「仮に運転免許更新制度が厳しくなっても、割りを食うのは下の世代。今の高齢者のせいでバブルが弾けて、厳しい思いをした。怒りしかない」と憤りの声が相次ぐ。
また、「高齢者の免許を強制的に返納させるべきだ」「高齢者が偉いと言う風潮はなんとかならないのか」「運転免許更新時の検査が甘いのではないか。結局、どんな人間でも許可しているように思う」「池袋の飯塚幸三被告のような足が不自由な人間でも自動車が運転できる。どう考えてもおかしい」と高齢者の運転免許更新制度について厳しい批判も出た。
高齢者ドライバーによる事故が相次いでいる現状を野放しにし、何の罪もない若い命が亡くなっているという事実。政治信条関係なく、議員が協力して制度を変えていくべきなのではないだろうか。