警察によると、7日午前10時25分頃、83歳の男が運転する車がエンジントラブルを起こし走行不能に陥る。通り抜けが難しい道路だったため、後方を走っていた51歳男性が自動車のクラクションを鳴らすと、男が激昂。車に積んでいた長さ73センチのバールで男性を殴り、軽いけがを負わせ、傷害の疑いで現行犯逮捕された。
>>24歳女子大学生、クラクションを注意されブチ切れ 車で相手をひき殺そうと急発進<<
このニュースに、「83歳が運転していることが間違い」「何でバールを持っているのか? 人を殴るために持っていたとしか思えない」「愛知は怖い。運転も荒いし、性格も荒い」「老害すぎる。クラクションで怒るくらいなら、運転やめろ」と驚きや怒りの声が上がる。
一方で、「クラクションの濫用も道路交通法違反になる。後続車ももう少し配慮してよかったのでは」「少し待っていればよかっただけ。何でもかんでもクラクションを鳴らすからこういうことになる」「愛知と言う土地柄を考えたら、黙っているべきだった」と、被害男性に苦言を呈す声もあった。
クラクションを鳴らされたことによる事件は多々発生。今年4月だけでも、神奈川県川崎市で鳴らされた兄弟が激怒し顔面を蹴って歯を折る、サイドミラーを壊すなどの暴挙に出る事件が起きているほか、同じ愛知県の一宮市でも24歳の女子大学生がクラクションを注意されたことに腹を立て、注意した男性を車でひき殺そうとする事件も発生している。
人間は自分に向かって大きな音を鳴らされると、不愉快に思えてしまうもの。もちろん鳴らさらなければいけない時もあるが、「時と場合」を慎重に見極めてほしい。