>>『カメ止め』の上田監督、ヒットさせるには法則がある? 新作の行方は<<
『マティアス&マキシム』は、幼馴染の青年2人が友情とお互いへの恋心に揺れるというストーリー。公開前にも関わらず大きな話題を集めているが、そんな中、映画公開直前の22日に『溺れるナイフ』とのコラボポスターが発表に。『マティアス&マキシム』のポスタービジュアルにもなっている、主人公2人が恋に落ちるきっかけとなった自主製作映画のキスシーンの場面を、『溺れるナイフ』の主要キャラクターである夏芽と航一朗がオマージュしており、2人がキスしているというものになっている。
しかし、映画はあくまで青年2人の恋を描いたものであるにも関わらず、コラボポスターでは男女のキスにすり替わっていることに対し、ネット上からは、「台無し」「女性にしたことで映画の意味がまったくなくなった」「男性同士のラブストーリーなのに、女性に置き換えるって無神経としか思えない」といった反発の声が多く聞かれている。
「『マティアス&マキシム』は、男性2人の恋が描かれているとは言え、映画ファンによると純粋なラブストーリーとしての側面が大きく、LGBTがテーマとなっていたり、同性愛に苦しんでいる姿はあまり描かれておらず、好きになってはいけない人を好きになってしまった苦悩が描かれていると言われています。そういった作品そのものの特徴から、『男女の恋愛そのまま置き換えても成立するっていうストーリーそのものへのメッセージじゃない?』『異性愛でも同性愛でも同じ恋であるってことは変わらないってことだと思う』といった擁護の声も多く寄せられています」(芸能ライター)
さまざまな意見が上がった今回のコラボ。いまだ議論は広がり続けている。