同作は同名のギャグ漫画を実写映画化。東京都民から虐げられた埼玉県民たちが自由を求めて戦うストーリーで、埼玉県への愛ある“ディスり”が話題となり、興行収入37.6億円を記録。そのうち、10億円が埼玉県内の興収だった。
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同作で伊勢谷が演じたのは、都知事の自宅の執事を務めながら、「千葉解放戦線」なるレジスタンスを率い、千葉県へのいわれなき差別を跳ねのけようと尽力する阿久津翔役。女優の二階堂ふみとW主演を務めた、ミュージシャンのGACKTが演じた麻実麗とのキスシーンが話題になっていたのだが…。
「実は、ギャラをめぐって伊勢谷容疑者と制作側がもめてしまった。作品自体は大ヒットしたことから、スタッフは気を良くして『続編もやりたい』という話もしていたが、仮にやっても伊勢谷容疑者は呼ばれなかっただろう。逮捕されてから、伊勢谷容疑者が実は金欠だったことが報じられたが、今、思えばギャラでもめたのも納得」(配給元関係者)
伊勢谷容疑者の逮捕後、共演したGACKTは自身のツイッターに投稿。「いま、コロナで俳優もミュージシャンやダンサーたちもが仕事を失い苦しみに耐えてる。伊勢谷はそんな若い俳優たちの手本になり先導してやらなきゃならない立ち位置の成熟した俳優なのに何やってんだ!ったく」と苦言を呈したが、同作の撮影前、GACKTは自らの“潔白”を証明していたという。
「金や女絡みのマイナスな報道が何度もあったことから、GACKTは自らいろいろな書類や証明書を制作サイドに突き付け、『オレは大丈夫だ!』と自信満々だったそうです。その言葉に嘘はなかったようですが」(映画業界関係者)
かなりハイリスクなキャスティングだったが、結果はハイリターンだったようだ。