「カメ止め」は、製作費300万円のインディーズ作品ながら、単館公開から全国350館以上に拡大し、興行収入31億円を突破するヒット作となった。
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皆川も、同じく300万円で製作されながら話題となり、“第2のカメ止め”と評された「メランコリック」(田中征爾監督)に主演兼プロデューサーとして関わった。
記事によると、現時点では、「ポプラン」というタイトルと主演が皆川であること以外、全てが謎。
上田監督は「自分の企画ストックの中でも一番の問題作で、今までなかなか実現に至りませんでした。内容が発表されたら『なんじゃそりゃ!?』と驚かれると思います」とコメントしているという。
「『カメ止め』の次回作として、昨年『スペシャルアクターズ』が公開された。配給が松竹でそれなりの規模での公開だったが、なんと興行収入は5000万円。あまりの不入りに関係者は頭を抱えてしまった」(映画業界関係者)
今年5月1日には、「カメ止め」の続編として短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦!」をYouTubeで配信。
緊急事態宣言下で自粛が求められていたため、上田監督が俳優陣と1度も会わず、インターネット会議システム「Zoom」の通話画面や、俳優がスマートフォンで自撮りした画像を編集する完全リモート作業を行い完成させていた。
「9月に入って視聴者数は100万人を突破。内容的にはそうでもなかったが、コメント欄では絶賛の嵐。上田監督のファンは低予算の“インディー感”を支持しているので、大手映画会社の配給だと劇場に足を運ぶ気にはならなかったのでは」(同)
まだタイトルしか明かされていない「ポプラン」だが、上田監督が商業映画でのリベンジを果たせるかが注目される。