問題となっているのは、番組で「GoToトラベルキャンペーン」について取り上げていた際の一幕。東京の新規感染者が多く出ている中でのキャンペーン開始に批判の声が集まり、政府が東京発着の旅行を対象外とすることを発表しているが、19日の東京の新規感染者が188人だったことを踏まえた上で、MCの宮根誠司が話を振ると、木村氏は「このいろんなデータの中で、後で議論になると思うんだけど、死者の数が入っていない。今日0人、昨日も0人」と死者数が激減しているとした上で、「GoToキャンペーンに対する反対に、政府が怯んだ1つの原因はね、『経済か命か』って言われたら、『命です』って言わざるを得ないわけよ」と、あくまで政府は命を優先するという姿勢を取るため、今回のような対応になったと指摘した。しかし、木村氏は「ところがね、命が問題じゃないのはね、経済の時代なんで。僕はまだ経済優先すべきだと思う」と持論を展開していた。
>>「これ旅行ですから」に玉川氏も反論 自民議員のGoToキャンペーン説明に「精神論と詭弁だけ」の声も<<
この木村氏の発言に対し、視聴者からは「命より優先されるようなものなんてないでしょ…」「そもそも人がいなきゃ経済だって回らないのに」「命と経済が最優先でしょ」という批判の声が集まってるが――。
「その後、木村氏は死者数が少ない理由をネットで調べ、イアリアの専門家の『ウイルスが変化した、おとなしく(弱く)なった』という分析を発見したと話し、現在流行している新型コロナウイルスが命に影響を及ぼす危険がより少なくなったという認識を持っていることを明かしています。その上での経済活動優先という主張だったため、ネットからは『死者数が増えてなくて命が失われていないことが前提での経済優先ってことでしょ?』『叩いてる人は発言切り取ってミスリードしてる気がする』という擁護も見受けられました」(芸能ライター)
賛否ある「GoToトラベルキャンペーン」。キャンペーン開始で感染状況はどう変わっていくのだろうか。