新型コロナウイルス感染拡大予防のため、アメリカではWWEにも出場し、殿堂入りをしているトランプ大統領が非常事態宣言をしたことにより、WWEはロウやスマックダウンなど、各大会を無観客で開催し、世界配信している。毎年8万人規模の観衆を動員するレッスルマニアは、トランプ大統領が「8週間」と定めたアメリカでの感染ピーク期間にあたることから、開催を危惧する声が上がっていたが、中止ではなく無観客による開催により、世界配信することで、レッスルマニアの歴史は継続される。
また、日本時間16日に獣神サンダー・ライガーの殿堂入りが発表された、殿堂入りセレモニー『WWEホール・オブ・フェーム2020』も、アカデミー賞のようなスタイルで開催することはなくなった。今後、違う形でセレモニーが行われる可能性はあるが、WWEではレッスルマニアウィーク期間中に予定されていた関連イベントを全て中止にすると発表しており、今後のアナウンスに注目したい。
今年のレッスルマニアでは、エッジ対ランディ・オートン、AJスタイルズ対ジ・アンダーテイカー、ジョン・シナ対ブレイ・ワイアット、ゴールドバーグ対ローマン・レインズなど、タイトルマッチを中心に豪華カードが組まれている。
(どら増田)