Sareeeに関しては、WWEのトリプルH最高執行役員が興味を示しており、両者のツーショット写真がSNSにアップされるなど、アスカ、カイリ・セイン、紫雷イオに続く日本人女子スーパースターの誕生は時間の問題と見られていた。渡米前に心残りがないように、いろいろな選手と対戦してきたSareeeだが、8日に決まっていたスターダム後楽園ホール大会で組まれた岩谷麻優との女子プロレス頂上決戦は、急性腸炎及び感冒による発熱のため欠場したため、カードが流れてしまった。ディアナは代表であり、主力選手の井上京子がアキレス腱断裂で長期欠場になっており、団体としてSareeeが抜けるのは痛いが、ジャガー横田、伊藤薫らSareeeを育てた先輩、そしてSareeeの後輩たちは快くSareeeを見送った。
Sareeeは「日本を離れて海外でプロレスをすることを沢山考えて考えて決断しました。そしてWWE入団が決定致しました。皆様にきちんとご報告することができて安心してます。日本の女子プロレスを広め、WWEのトップを目指して、女子プロレス界の頂点を目指します。人生かけて戦ってきます」と世界一のプロレスラーになるための決意を語っている。昨年のプロレスグランプリ(週刊プロレス誌制定)を受賞し、3月に24歳になるSareeeはまだ若いだけに、楽しみな逸材だ。WWEでの生活は、ファームブランドNXTからスタートさせるという。岩谷との対戦は流れたが、海を越えて紫雷イオとの対戦は実現するかもしれない。今後の活躍を期待したい。
Sareeeは24日、“D”ホームマッチに出場、ディアナマットから“ひとまず”卒業した。
(どら増田)