※以下、ネタバレを含む。
第7話では、七瀬が街中で出会った御曹司・上条周志(清原翔)が日浦総合病院のVIP室に入院することになり、七瀬を自分の専属ナースに指名する。ちょっとしたことで七瀬を呼びつける一方、医師やナースのために高級ケータリングを差し入れしたり、小児科におもちゃをプレゼントしたりする上条は、ある日VIP室で七瀬に高級ネックレスを渡し、「俺にしなよ」「俺なら何でも叶えてあげる」と言い寄り、ベッドに座りながらそばに立つ七瀬の腰へ寂しそうに抱き着く。上条が病状悪化により精神不安定になっていることと、お金でしか人とつながれない寂しさを持っていると気付いた七瀬は、「私はそばにいます。看護師として、そばにいます」と励ます。しかしその後、浬を敵視した上条は、浬に患者に対する暴力、および精神的苦痛で訴えることを告げるのだった。
今回で初登場となる上条に対し、視聴者からは「上条わがままだけどかっこいい!天堂推しだったけど揺れてしまう!」「上条はただのチャラ男じゃなくて、闇とかが感じられるから嫌いになれない」「“俺にしなよ”って言ってからの抱き着きは反則。惚れる」という声が集まっている。さらに、「清原君、『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)では真面目な研修医だったのに、今回はめっちゃチャラいし嫌な奴だ…。ギャップすごい」「アライブの時と見た目そんなに変わりないのに雰囲気ガラッと変わっててすごいな清原翔」と上条を演じた清原に対してギャップを感じる声も挙がっている。
清原翔と言えば、2019年放送の『連続テレビ小説 なつぞら』(NHK系)にも出演し、一躍話題になった俳優だ。その後も、『インハンド』(TBS系)や『死役所』(テレビ東京系)などの人気ドラマにも次々と出演している。細身のスタイルと高身長、クールな目元から一部のファンに、「第2の綾野剛」とも呼ばれている注目の若手俳優だ。
「清原に対し、視聴者からは『この作品は医療ドラマって言えば医療ドラマだけど、どちらかというとラブコメ要素が強いから、こういう作品に清原が出てくれるのは素直にうれしい』『清原君は、今までシリアスなドラマの出演が多いイメージだから、これを機にラブストーリー系のドラマにも出てほしいな』という期待の声も集まっています。今後も、清原の俳優としての活躍が注目されるでしょう」(ドラマライター)
終盤で怒涛の展開を迎えた本作。果たして、浬は上条からの訴訟を免れることができるのだろうか。今後の展開に注目したい。