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今期の人気ドラマ、高視聴率の理由は 作品評価は最低のドラマも

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天海祐希

 1月期ドラマも中盤を迎え、視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)でもそれぞれ明暗が分かれて来た。今期は『相棒18』(テレビ朝日系)が放送されており、高視聴率を獲得しているが、シリーズ以外でトップの視聴率となっているのは、土曜ドラマ『トップナイフ-天才脳外科医の条件-』(日本テレビ系)。

 「高視聴率ドラマを次々叩き出す天海祐希主演ドラマということもあり、放送前から期待が集まっていた本作ですが、仕事ができる深山(天海)と、ドジっぷりばかりが目立つ小机(広瀬アリス)のバランスもよく、小机の駄目さをツッコミながら楽しんでいる視聴者も多くいるようです。脇を飾るのも、椎名桔平、永山絢斗、三浦友和と豪華で、医療ドラマとしての見応えも十分。笑いどころとシリアスさの両面があり、視聴者からは『バランスよく面白い』『安定して見応えあるからハズレ回ないよね』という評価が聞かれています」(ドラマライター)

 また、『トップナイフ』に次いで高視聴率となっているのは、日曜劇場『テセウスの船』(TBS系)。
 「原作は同名の人気漫画で、無差別殺人犯を父に持つ主人公が当時にタイムスリップしたことをきっかけに、父の無罪を証明しようとするミステリーになっています。原作が完結済みということもあり、放送開始当初は真犯人をネタバレする悪質なネットユーザーのせいで、『楽しめなくなった』などの声が聞かれましたが、原作者がドラマに関連したイベントの中で、原作と真犯人が異なることを明言。これにより、再び視聴者の中で考察が盛り上がっている状態となっています。主演の竹内涼真についても、『こんなに演技上手かったんだ』『周りのベテランに引けを取らないからすごい』と評価する声も。毎週安定して高視聴率を叩き出しています」(同)

 そして、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)は、第6話で視聴率10.9%と自己最高視聴率を記録するなど、高い数字をキープし続けているが――。
 「佐藤健目当てで視聴している女性視聴者も多くいますが、一方で上白石萌音の人気がさほど高くないことから、当初は『見る気なくなった』という厳しい声も。また、看護師という人命を預かる仕事にも関わらず、主人公のドジっぷりが災いして余計な仕事を押し付けられたり、登場人物が公私混同したりなどストーリーにも少なくない粗があり、高視聴率のキープにも、『なんで視聴率高いの?』『佐藤健効果としか思えない』という声がありましたが、回を重ねるにつれ視聴者の方が慣れてきたようで、今では、佐藤演じる天堂と上白石演じる七瀬のカップルに『キュンキュンする』という声も。少女漫画的に楽しんでいる視聴者が多いようです」(同)

 果たして、このまま最終回までトップ3は変わらないのだろうか。今後も注目したい。

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