search
とじる
トップ > 社会 > 東京・高田馬場の「JKリフレ」店を摘発 女子高生を有害な業務に就かせた疑い

東京・高田馬場の「JKリフレ」店を摘発 女子高生を有害な業務に就かせた疑い

 警視庁少年育成課は1月21日までに、女子高生を雇って、客に体を密着させるなどしたとして、労働基準法違反容疑で、東京都新宿高田馬場2丁目の「JKリフレ」店、メイドリフレ「Honey candle(ハニーキャンドル)」の経営者の男(44)と店長の男(44)を逮捕した。同課によると、2人とも容疑を認めている。

 逮捕容疑は、1月4日、高校3年の女子生徒(17)にメイド服を着せて、個室で客の50代男性に体を接触させるなど有害な業務に就かせた疑い。

 同課では、この女子生徒の他、店にいた18歳の高3の女子生徒2人を補導した。

 これまで、警視庁ではいわゆる「JKビジネス」で働く女子高生について、18歳未満のみを補導対象としていたが、1月から満18歳を超えても、未成年であれば補導する運用に変更した。新運用で、18歳の女子高生を補導するのは初めてのこと。

 同店は昨年5月初めにオープンし、およそ8カ月間で、約700万円の売り上げがあったとみられている。

 同店のホームページによると、「全身リフレ・耳かきコース」が30分3500円から、「お話コース」が30分3000円からで、オプションとして、チェキ、コスプレ、私服お着替え、隣にお座り10分(各1000円)のサービスがあった。コスプレはメイド服、チアガール、体操服、AKB風、セーラー服などが用意されていた。

 公式ブログによると、同店は秋葉原への移転名目で、1月4日の営業を最後に閉店。新店舗では18歳未満、18歳以上でも女子高生は雇用しないと記していた。「JKビジネス」を取り巻く規制が厳しくなり、方針転換を図ろうとしたようだが、時すでに遅かったようだ。
(蔵元英二)

*写真イメージ

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ