DeNA
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スポーツ 2021年07月09日 19時45分
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
8日に行われたDeNA対広島の一戦。「5-3」で広島が勝利したこの試合で、DeNA・三浦大輔監督が見せた采配がネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点の8回裏に飛び出た采配。この回三浦監督は5番手としてエスコバーを起用。エスコバーは前日まで5試合連続で登板しており同戦が6連投目となったが、これは直近5シーズンの球界では誰も到達した選手がいない珍しい記録だった。 ただ、エスコバーは2死二塁とピンチを招くと、代打・長野久義に勝ち越しの2号2ランを被弾。その後DeNAは9回表に得点を奪えず、逆転負けで今カードの勝ち越しを逃す結果となった。 裏目に出た三浦監督の継投策を受け、ネット上には「三浦監督のエスコバー酷使のせいで負けたっていう感想しかない」、「6試合も連続で使えばそりゃこうなるだろ、三浦は選手を潰す気なのか」、「西川(龍馬)に対して球がすっぽ抜けた時点で代えようとは思わなかったのか?」といった反応が寄せられている。 一方、「本来8回を担う山崎が前日に打たれてたのも悪い」、「山崎が不安定じゃなければ、三浦監督はエスコバーを使う判断はしてないと思う」、「そもそもの原因は投げざるを得ない状況を作ってしまった山崎にある、前日まで11試合連続無失点のエスコバーは責められない」と、リリーフ陣の一角である山崎康晃の責任を問うコメントも複数見受けられた。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 「エスコバーは長野に被弾する前に西川龍馬を左飛に抑えていますが、この対戦では5球目に投じたスライダーがすっぽ抜け西川の顔面付近へ。西川が体をそらしながら回避したため死球とはなりませんでしたが、三浦監督はこの時点で制球がバラついていたエスコバーを交代させるべきだったと考えているファンは少なくないようです。一方、本来8回を任されている山崎康晃が前日7日・広島戦で1失点し引き分けに持ち込まれてしまったことを引き合いに、山崎が不安定な姿を露呈したせいで三浦監督はエスコバーを無理に使わざるを得なくなったという意見も見られます」(野球ライター) 試合後、三浦監督はエスコバー起用の理由について「いろんな状況を考えて、総合的に判断してエスコバーにしました」と語ったことが伝えられている。ただ、このコメントに対して一部からは「『総合的』とかいう言葉で逃げずにちゃんと説明しろ」、「各投手の持ち場をコロコロ代えてちゃ本人たちのモチベーションにも関わりかねない」と批判が挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月05日 20時30分
DeNA・山崎は侍ジャパンの抑え失格?「厳しいと言わざるを得ない」中畑氏が問題点を指摘、「むしろ好調」反論の声も
野球解説者の中畑清氏(元DeNA監督)が、4日放送の『SPORTSウォッチャー』(テレビ東京系)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>侍ジャパン、故障辞退した中川の代役は「宮城で決定!」中畑氏が断言も疑問の声、パ最多勝でも招集が無さそうなワケは<< 今回の番組で中畑氏は、同日に行われたプロ野球6試合について解説。5三振を喫した阪神・佐藤輝明の打撃フォームの変化や、同日に楽天への金銭トレードが発表された巨人・炭谷銀仁朗への期待などを語った。 その中で、中畑氏は巨人対DeNA戦の8回表に登板したDeNA・山崎康晃の投球に注目。この回山崎は先頭の丸佳浩、続く岡本和真に連打を浴びるなど1死一、三塁のピンチを招くも、ここで打席の梶谷隆幸を見逃し三振に。この直後に二盗を敢行していた一塁走者・廣岡大志も一、二塁間の挟殺プレーでアウトとなったため、山崎は結果的に無失点でマウンドを降りた。 ただ、中畑氏は「今日の状態は悪い」と前置きし「追い込まれてから決め球のツーシームでいくんだけど、2人(丸・岡本)ともにしっかり捉えられてピンチを広げちゃうんだよね」と発言。丸、岡本にそれぞれ得意球のツーシームを打ち返されている点を不安視した。 中畑氏は続けて、「こういう状態、流れでいくと(なると)、代表チームの中では抑え(を務めるの)は厳しいと言わざるを得ない」とコメント。山崎は6月16日に発表された東京五輪に臨む侍ジャパンのメンバーに選出されているが、中畑氏は得意球を捉えられている現状では守護神は務まらないという見解を示した。 中畑氏の発言を受け、ネット上には「確かに今季はツーシームが思ったように効いてないイメージ」、「タイトル獲った時に比べてストレートが良くないから、その影響でツーシームの威力も減少してるのかもしれない」、「山崎はリード時によく打たれてるし、代表では同点・ビハインド要員にするべきだな」といった反応が寄せられている。 一方、「それまでにいくら打たれようが、失点さえしなけりゃそれでいいだろ」、「ここ最近の山崎は不調というよりむしろ好調のように見えるんだが」、「今日はたまたま2本打たれたけど、それまでは1か月で4本とかしか打たれてないしあまり問題は無いのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の山崎は4日終了時点で『36登板・3勝1敗17ホールド・防御率1.78』とセットアッパーとして一定の数字を残していますが、得意球のツーシームの被打率は『.262』、ツーシームと織り交ぜて用いるストレートの被打率は『.237』となっています。どちらの球種もセーブ王を獲得した2019年より悪い数字(ツーシーム.184、ストレート.202)であるため、現在の調子を不安視しているファンは少なくないようです。一方、山崎が6月9日・西武戦から7月4日・巨人戦にかけ7試合連続無失点を続けていることから、失点を喫していない以上そこまで心配をする必要はないという意見も見られます」(野球ライター) 2019年のプレミア12では守護神として、「5登板・0勝0敗3セーブ・防御率0.00」と圧巻の投球を見せ優勝に大きく貢献した山崎。東京五輪でも同様の活躍が期待されているが、野球競技がスタートする7月28日までの投球内容は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月05日 18時30分
DeNA、上昇気流の裏に柴田あり! ユーティリティプレーヤーが魅せる渋い働き
交流戦を境に上昇気流に乗り始めたベイスターズ。交流戦後も5連勝をマークするなど好調をキープし、今シーズン未だ勝ち星のなかったジャイアンツにもやっと勝利を挙げることに成功。4位ドラゴンズにゲーム差1に迫るなどイケイケムードが漂っている。 先発陣にようやく勝ち星が付き始め、リードオフマンの桑原将志や4番のタイラー・オースティンが打ちまくるなどチームが好調な理由は多々あるが、けがから復帰した柴田竜拓の働きも見逃せない。 今シーズンも当然のように開幕一軍に名を連ね、ショートやセカンドとしてスタメン出場していたが、4月23日の甲子園のゲームで守備中に大和と交錯して左肩を脱臼。長いリハビリ期間を経て6月19日に一軍に再登録され、翌日にはそれまでルーキーながらセカンドとして活躍していた牧秀悟が腰痛でスタメンを外れると、その穴にすっぽりとハマってみせた。さらには2番キャッチャーとしてチームを引っ張っていた伊藤光も腰痛でスタメン落ちすると、2番としてつなぐ役割をしっかりとこなし、甲子園での3連勝に貢献した。 また柴田の復帰に伴い、牧をファーストで起用しネフタリ・ソトに休養日を与えるなどオプションも増し、7月3日の試合中に宮崎敏郎が異変を訴えた際には、サードにも入るなど、そのユーティリティでチームにとって欠かせぬ存在となっている。 守備はNPBでもトップクラスだが課題はバッティングで、プロ入りして3年間は打率.240を超えることはなかったが、2019年は.256とアップ。昨年は276打席で打率.266、ホームラン2本と良化し、今シーズンは打率.250前後ながら、復帰後は振り抜くバッティングも板につき、ホームランやツーベースなど長打も目立ってきている。 倉本寿彦と田中俊太が怪我で不在の中、ショートのレギュラー・大和にも疲れが出てきてもおかしくない季節。身長は小さいが、どこでもどんな時も頼りになる6年目の柴田の存在は、ベイスターズにとってとてつもなく大きい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月03日 11時00分
巨人監督が敵ルーキーの活躍に仰天「あの選手は何者だ」 大慌てでデータを確認、無名時代の佐野が起こした珍事とは
29日に行われたDeNA対中日の一戦。「3-2」でDeNAが勝利(6回裏降雨コールド)したこの試合で、DeNAのプロ5年目・26歳の佐野恵太が見せた行動は多くのプロ野球ファンの話題を呼んだ。 神宮球場で行われた同戦は17時45分に試合が開始されたが、3回裏途中の18時30分に雨天により一時中断。その後18時47分に試合は再開されたが、この間佐野は再開後の攻撃に備えてか、表紙に「D投手分析資料」と書かれた非売品とみられる冊子をベンチ内で熟読していた。 >>DeNA・佐野、雨天中断中のベンチ映像で話題に 「何書いてるのか気になる」読み込んでいた極秘資料とは<< 中継カメラに偶然映し出された佐野の姿を受け、ネット上には「中断中の時間を相手の分析に充てるなんて真面目だな」、「どんな感じでデータがまとめられてるのか気になる」といった反応が寄せられた。一方、「由伸に『こいつは誰だ』って感じで名鑑見られてた佐野が見る立場になるとはなあ」、「佐野もあの時の由伸みたいに目に留まった選手がいたりしたのかな」とのコメントも見られた。 プロ野球の試合では、試合中に選手が資料や選手名鑑に目を通す光景は少なからず見受けられる。また、プロ入りから間もない若手や突然ブレークした選手が試合に出てきた際は、1人だけでなく複数の選手が一斉に資料や名鑑を手にとることもある。 佐野は今でこそDeNAを代表する打者として知られているが、2017年のプロ入り当初はドラフト9位での入団だったこともありほぼ無名だった。しかし、その無名の新人時代に、当時の巨人・高橋由伸監督をバットで驚かせたことがある。 2017年2月25日に沖縄セルラースタジアム那覇で行われたDeNA対巨人のオープン(OP)戦。4回裏の守備から途中出場した佐野は、6回表1死で迎えた第1打席でソロ本塁打をマーク。同打席は佐野にとってOP戦初打席だったが、球団新人選手のOP戦初打席本塁打は1994年の波留敏夫以来23年ぶりの快挙だった。 佐野はこの一発にとどまらず、8回表1死の第2打席でも二塁打を放ちチャンスを演出。すると、この直後に高橋監督はどこからか『スポニチプロ野球選手名鑑 2017』(スポーツニッポン新聞社)を持ち出し、「あの選手は何者だ?」というような表情で名鑑を熟読。これを受けネット上には「佐野があまりにも打つから由伸がめっちゃ困惑してる」、「他球団のドラ9選手はさすがにノーマークだったのかな」といったコメントが挙がった。 試合はその後「5-3」でDeNAが勝利したが、報道陣を通じて高橋監督が選手名鑑を手に取っていた旨を伝えられた佐野は「こんな奴がいたんだと思われてうれしい」とコメント。自身のバットが高橋監督を驚かせたことを率直に喜んだ。 その後の佐野は2017年に「18試合・.095・0本・1打点」、翌2018年に「73試合・.230・5本・14打点」と最初の2年は苦しむも、2019年に「89試合・.295・5本・33打点」と規定未到達ながら3割近い打率をマーク。さらに、2020年は「106試合・.328・20本・69打点」と打撃3部門でキャリアハイの数字を残し、自身初のタイトルとなる首位打者を獲得するなど大ブレークを果たした。 今季も29日終了時点で「74試合・.316・6本・25打点」と3割以上の打率をマークしている佐野。無名の立場からチームの看板打者まで大成したことを感慨深く思っているファンは多いのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月01日 19時30分
DeNA・桑原、怒りを物にぶつけファン呆れ「応援する気が失せる」 好調に水を差す死球に感情を抑えられず?
6月30日に行われたDeNA対中日の一戦。「9-4」でDeNAが勝利したこの試合で、DeNAのプロ10年目・27歳の桑原将志が見せた行動がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「8-4」とDeNA4点リードで迎えた8回裏の行動。桑原はこの回先頭打者として第5打席に入ったが、中日6番手・ロサリオが投じた4球目が左ひざに。足を引いて回避しようとしたが避けきれず、直撃と同時に地面へ倒れ込んだ。 桑原はその後すぐに立ち上がると、左ひじにつけていた防具を地面にたたきつけロサリオに対し怒りをあらわに。そのまま一塁に向かおうとしたが、三浦大輔監督から代走を送られ途中交代となった。 桑原の行動を受け、ネット上は「死球のイライラを道具に当たるのはみっともないから止めろ」、「死球自体は気の毒だけど、物に八つ当たりするのは擁護できない」、「防具も大事にできないような選手は応援する気が失せる」といった苦言や批判が多数寄せられている。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 一方、「せっかくの好調を邪魔されて怒らない方がおかしいだろ」、「骨折とかを負わされるリスクもあるわけだし、『何してくれてんだ!』って苛立つのもしょうがないよ」、「数年ぶりに立場を取り戻しつつある時期に死球で水を差されたらどの選手でも激怒すると思うぞ」といった擁護のコメントも複数見受けられた。 「桑原はプロ入りした2012年からDeNAでプレーし、2016~2018年は3年連続で120試合以上に出場している外野手。一昨年は『72試合・.186・2本・7打点』、昨年も『34試合・.139・1本・2打点』と不振でレギュラーの座を失っていましたが、今季は30日終了時点で『70試合・.307・7本・24打点』と3割超えの打率をマーク。また、6月は『22試合・.372・4本・12打点』と絶好調でした。3年ぶりにレギュラーに返り咲きつつある状況ということもあり、長期離脱のリスクもある死球に防具を投げ捨てるほど激怒したのは仕方ない面もあるのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後、三浦監督が「幸い当たりどころが良かった。大事に至っていない」と軽傷を強調したことが伝えられている桑原。言葉通りに次戦の7月2日・巨人戦でスタメン起用されるかどうかは注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月01日 17時45分
DeNA・今永、“ツイてる左腕”坂本に続いた! ホーム神宮での連勝で「竜の尾」見えた
前回登板で悔しい敗戦を喫した坂本裕哉と今永昇太が、共に先発として勝ち星を挙げ、チームを5連勝に導いた。 6月10、20日と連続して不本意な投球が続いていた坂本は29日、立ち上がりこそ不安定なピッチングで2失点したものの、2回からはわずか被安打2と好投。三浦大輔監督も「フォアボールもなかったですし、立ち上がりやられた部分は修正して、その後は踏ん張った」と評価した。 右打者へのクロスファイヤーと鋭く落ちるチェンジアップに、カーブも織り交ぜるピッチングに坂本も「初回以降は野手の皆さんに助けてもらいながら粘りの投球ができたと思います」と自己評価していた。 味方の好守備も呼び込み、5回を69球2失点で乗り切った。5回裏の攻撃で坂本の代打として送られた牧秀悟が同点打。続く桑原将志の逆転打で勝利投手の権利を得ると、6回裏途中に雨天コールドとなり、うれしい2勝目を手に入れた。 5月28日のイーグルス戦では4回途中、6月20日のカープ戦は5回ツーアウトでノックアウトされたが、共に打線の援護で敗戦は付かなかった。昨年もけがからの復帰第1戦で、5回7失点と炎上しながらもチームは引き分けるなど、通算援護率は7.41。今年も6.17と驚異の高さだ。 “ツイてる”坂本に引っ張られるように、30日の今永も2回までに7点の援護をもらい、5回3失点ながらも2勝目をゲット。「打線が援護してくれたにもかかわらず、連続で失点してしまったことが今日の反省点」としながらも、左肩の手術から復帰して約1カ月の現状を鑑みれば及第点のピッチングと言えるだろう。 チームは開幕から先発陣を引っ張ってきた濱口遥大が左脇腹の炎症で抹消され、フルメンバーがそろわない状況は変わらない。しかし甲子園で阪口皓亮と大貫晋一も復帰し好投。5連勝中は全て先発に勝ち星が付くなど、明るい材料も増えてきた。6月を貯金4で戦い抜いたベイスターズは、4位のドラゴンズまで2ゲーム差とジワリと接近中。借金はまだ12と膨らんではいるが、このまま投打がかみ合った戦いを続けていけば、勝率5割も見えてきそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月30日 20時45分
DeNA・佐野、雨天中断中のベンチ映像で話題に 「何書いてるのか気になる」読み込んでいた極秘資料とは
29日に行われたDeNA対中日の一戦。「3-2」でDeNAが勝利(6回裏降雨コールド)したが、試合結果以上に話題となったのがDeNAのプロ5年目・26歳の佐野恵太が見せたベンチ内での行動だった。 >>DeNA・大和に「完全に煽ってる」と批判 相手投手にバットを投げつけ、本人は“うっかり”と釈明も報復のリスクも?<< 神宮球場で行われた同戦は3回裏途中の18時30分に雨天により一度中断(18時47分に再開)すると、その後も5回裏途中の19時19分(19時39分に再開)、5回裏終了後の19時56分(20時9分に再開)、6回裏途中の20時30分と中断が頻発。4度の中断を経て20時55分に試合は降雨コールドとなった。 注目が集まったのは、1度目の中断中に中継カメラに偶然映し出されたベンチ内の佐野の様子。佐野は再開後の攻撃に備えてか、表紙に「D投手分析資料」と書かれた冊子を熟読。冊子は中日投手陣のデータがプリントされた複数枚の紙をとじた非売品とみられ、タイトルの下には中日のマスコット・ドアラがプリントされていた。 対戦相手のデータを頭に入れる佐野の姿を受け、ネット上には「中断中の時間を相手の分析に充てるなんて真面目だな」、「対戦相手の資料ってこんな感じで選手がすぐ手に取れるようにされてるのか」、「絶対外部には持ち出されない代物だろうけど、何書いてるのか気になるから読んでみたい」といった反応が寄せられている。 同時に、「佐野って去年も中断中に選手名鑑読み込んでた気がする」、「去年の巨人戦といい今日といい、空いてる時間を有意義に使う姿勢は好感が持てる」、「名鑑や資料を見てあれこれ考えることが結果に繋がってる部分もあるのかな」といったコメントも複数見受けられた。 「佐野は2020年7月17日・巨人戦でも、中断中にベンチで“データ収集”に努める様子が中継カメラに映し出されたことがあります。同戦は降雨により6回裏終了後に中断し、21時前ごろに審判団が降雨コールドを宣告。この間佐野は『2020プロ野球全選手カラー写真名鑑&パーフェクトDATA BOOK』(ベースボール・マガジン社)に目を通しており、ネット上には『結構真剣な表情で読み込んでるな』、『誰のことを調べてるんだろうか』といったコメントが挙がりました」(野球ライター) 昨季は「.328・20本・69打点」で首位打者を獲得し、今季も「.316・6本・25打点」と3割以上の打率をマークしている佐野。相手のデータを積極的に頭に入れる取り組みも好成績の源になっているのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月28日 17時30分
伊藤不在のピンチを救った! DeNA・山本が甲子園で猛アピールに成功
交流戦から「2番・キャッチャー」としてチームを引っ張り、停滞していたベイスターズを一気に上昇気流に乗せる立役者となっていた伊藤光に異変が起きたのが22日、金沢でのジャイアンツ戦の試合途中だった。経験豊富なベテランはリード、キャッチングはもちろん、打席でも貴重な殊勲打に送りバント、進塁打やファールで粘るなど「キャッチャーとして自分がやられたら嫌なこと」を率先。扇の要としてチームを鼓舞していたが古傷でもある腰を痛めてしまい、抹消はされていないものの、そこから試合には出場していないのが現状だ。 このピンチに三浦大輔監督が指名したのが22歳の山本祐大。 中学までは捕手。京都翔英高では外野手として甲子園出場を経験したが、プロになるために大学へ進まず、あえてBCリーグに加入したばかりの滋賀ユナイテッドベースボールクラブに中途入団。捕手にポジションを戻し打率.294、盗塁阻止率.448の好成績を残すと、オフにベイスターズに9位指名された異例の経歴を持つ。 昨年は三浦監督の元、ファームで主戦としてマスクを被り、.619と驚異の阻止率をマーク。今シーズンは開幕一軍の座もゲットしたが、4月24日に2打席凡退すると打率は1割に満たない成績に、翌日には高城俊人と入れ替わりでファームに落ちた。しかし横須賀で鍛錬を積み、6月22日に再登録されると、伊藤のアクシデント後からスタメン起用され、甲子園では6年ぶりとなる3連勝の陰のヒーローとなった。 特に土日のゲームでは、山本と同じく開幕一軍キップを手にしながら、右肘の違和感で離脱していた阪口皓亮と、極度の不振に陥った大貫晋一のファーム調整組を引っ張って勝利に導くことができた意味は大きい。土曜日の阪口はMAX150キロ、平均でも147キロのストレートとスライダーを軸に、110キロのカーブも有効に投げ、自己最長の6イニングを1失点の快投。山本はバットでも猛打賞と気を吐いた。日曜は防御率7点台と苦しんでいた大貫に、MAX148キロのストレートで強気に押すリードで腕を振らせ、スライダー、スプリットのコンビネーションで4月6日以来の勝利をアシストした。 ここまで決して順調に進まなかった2021シーズンだが、伸び盛りの若武者はチームのピンチをチャンスに変え、正捕手の座を一気に狙っていく。 写真・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年06月27日 18時30分
巨人・山口の大失言、2年前の方が酷かった?「完全に当てつけだ」古巣ファンを激怒させたお立ち台での爆弾発言
23日に富山・アルペンスタジアムで行われた巨人対DeNAの一戦で、NPB復帰後初登板・初先発に臨んだ巨人のプロ16年目・33歳の山口俊。その山口が試合後のお立ち台で口にしたコメントは、ネット上のDeNAファンの間で物議を醸した。 同戦で「5.2回1失点・被安打5・四球2」と試合を作り勝利投手となった山口。試合後のヒーローインタビューではインタビュアーから2シーズンぶりとなるNPBでの登板の感想について問われ、山口は「もっとヤジが多いのかなと思ったんですけど、すごく温かい応援ありがとうございます」と、予想以上にファンから厳しい声を浴びなかったという旨を語った。 >>巨人・山口のお立ち台コメントにDeNAファン激怒「煽りとしか思えない」 古巣相手にNPB復帰星も、過去の恨みは未だ根強い?<< 山口がDeNA時代に自軍ファンからしばしばヤジやブーイングを浴びていたという過去もあってか、ネット上には「DeNA側に向けた煽りにしか聞こえない」、「当時の恨みを未だに根に持ってるのか」といったDeNAファンからの苦言や批判が寄せられた。一方、「NPBラスト勝利の時も煽られたの思い出した」、「山口といえばハマスタ初勝利の時のヒーローインタビューも酷かったな」といったコメントも挙がった。 山口はDeNA(2006-2016/2006-2011は横浜)、巨人(2017-2019,2021-)の2球団で活躍した後ポスティングでMLBに移籍し、その後トロント・ブルージェイズ(2020)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2021/マイナー)でのプレーを経て今年6月10日にNPB・巨人に復帰。23日の白星は2019年9月20日・DeNA戦以来となるNPBでの勝利となったが、この試合でのお立ち台コメントもDeNAファンの間に波紋を広げている。 横浜スタジアムで行われた同戦に先発した山口は「6.2回4失点・被安打3・四死球5」と制球が不安定だったが、降板するまでに打線が7得点を挙げていたこともあり15勝目となる白星をマーク。2016年オフにDeNAから巨人にFA移籍した山口はこれが移籍後初となる同球場での勝利だったため、試合後のお立ち台ではインタビュアーから「ハマスタで勝てたというのも(喜びは)ひとしおじゃないですか?」という質問が飛んだ。 すると、山口はニヤリと笑みを浮かべながら「ハマスタで勝ててすっごい気持ちいいです。ありがとうございます」と発言。これを受けた球場からはどよめきが起こり、ネット上にも「完全にDeNAファンに対する当てつけだ」、「こんな恩知らずな奴は出ていってくれて正解だった」とDeNAファンからの批判が噴出した。 古巣ファンの感情を逆なでするようなコメントを残した山口だが、試合中にDeNAファンから受けた仕打ちが発言の伏線になったのではとの見方もされている。山口は7回裏に治療のため一時ベンチに下がる一幕があったが、マウンドに戻った山口に対しDeNAファンは大ブーイングを展開。そのため、他球団ファンからは「先に山口に喧嘩売っといてよく言うわ」、「自分達の民度の低さを棚に上げて山口を叩くのはどうなのか」という苦言も複数挙がっていた。 それから2年後に再び飛び出した爆弾発言により、より遺恨が深まったといえる山口とDeNAファン。次カード以降の対戦でも、いざこざが繰り広げられることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月26日 11時00分
巨人投手とDeNA助っ人が怒りの睨み合い! 原監督も仰天「お前さんよく行ったな」 ビエイラの雄叫びで思い出される大騒動
2020年から巨人でプレーし、今季は22日終了時点で「26登板・0勝0敗1ホールド3セーブ・防御率3.25」をマークしている28歳の助っ人・ビエイラ。そのビエイラが20日・阪神戦で見せたプレーは、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸した。 「2-1」と巨人1点リードの9回裏からマウンドに上がったビエイラは1死二塁とピンチを招くも、ここで打席の代打・糸井嘉男を見逃し三振に仕留め勝利まであと1アウトに。この直後、ビエイラは感情を抑えられなかったのか、右手で胸をたたきほえながら、本塁方向に大きく歩み寄り捕手・炭谷銀仁朗からの返球を受け取った。 >>巨人・ビエイラが敵打者を挑発?「煽ってるとしか思えない」阪神ファン激怒、巨人ファンからは“過剰反応”と反論も<< 球界には打者を打ち取った投手は過度に喜びを表すべきではないという不文律が存在することもあってか、ネット上には「明らかな不文律破りだ」、「相手を侮辱するような行動をするな」といった苦言や批判が相次いだ。一方、一部では「いつかの笠原を思い出すような雄叫びだな」、「あの時の笠原みたいに反撃されなくて良かったな」といったコメントも見られた。 ファンが名前を挙げている笠原将生氏は2009~15年に巨人でプレーし、「80試合・7勝1敗3ホールド1セーブ・防御率4.34」といった通算成績を残した30歳の元投手。現在はユーチューバーとして活動していることが広く知られているが、現役時代にマウンド上での雄叫びで乱闘寸前の事態を引き起こしたことがある。 アクシデントが起こったのは、2014年9月28日・巨人対DeNA戦でのこと。笠原氏は「3-3」と両チーム同点の10回裏に4番手として登板したが、2死満塁とサヨナラ負けのピンチを招いてしまう。しかし、ここで打席のDeNA・グリエル(現ヒューストン・アストロズ)を三飛に打ち取り無失点で切り抜けた。 グリエルが打球を打ち上げた直後、笠原氏はマウンド前方へ歩きながら雄叫びを上げ感情をあらわにする。すると、グリエルは一塁進塁を止めて笠原氏の方に詰め寄り、笠原氏もグリエルをにらみつけながら近づいていくなど一触即発の状況に。直後に両チームの選手が両者の元に殺到し、それぞれを自軍ベンチの方向に引き離した。 当事者の2名がすぐにベンチに下がったため、乱闘寸前のところで沈静化。その後再開された試合は、DeNAが11回裏に1点を奪いサヨナラ勝ちを収めた。 試合結果以上にファンの注目を集めた笠原氏とグリエルのバトルだが、笠原氏は2019年4月1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画で騒動の詳細を語っている。これによると、笠原氏はグリエルが打球を打ち上げた瞬間にうれしさのあまり「よっしゃコラー!」と口走ったが、次の瞬間グリエルがバットを一塁ベンチ方向に投げながら威嚇してきたという。 このバット投げを見た笠原氏は一瞬で怒りに火がつき、「何お前バット投げてんだよ!」とまくし立てながらグリエルに向かっていったとのこと。ただ、事態を見て駆け付けた二塁手の片岡治大(現巨人三軍野手総合コーチ)から「おい将生!」と肩に手を置かれたところで我に返り、「うわっ! やばいやばい!」と思いながらベンチに帰ったという。 試合後、原辰徳監督から「お前さんよく行ったな」と驚いた旨を伝えられたという笠原氏。試合翌日に通訳を介してグリエルに謝罪し無事和解したというが、「今思ったら恐ろしいことをしたなって(感じ)」と、思い返すと冷や汗が出る行動だったと振り返っている。 今回のビエイラの雄叫びについては、打者の糸井は特に何の反応も示さず、試合後も何らかのコメントを出したとは伝えられていない。ただ、糸井の反応次第では7年前と同じような展開になっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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DeNA砂田投手「公園で遊んでる方々自粛して」ランニングなども批判で賛否 「健康維持のため必要」大臣発言も
2020年04月13日 12時35分
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2020年04月09日 17時30分
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スポーツ
DeNA、“コロナ特例”で一人勝ち? ヤクルト・中日と明暗分ける、FA取得日数の短縮によるメリットとは
2020年04月07日 11時45分
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ロッテ平沢、DeNA倉本に「トレードしたほうが良い」元ロッテ里崎氏の発言に批判 「そんなにネガティブ?」と反論も物議
2020年04月06日 19時00分
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DeNAの伝統“ドラフト2位イケメン枠”を継承! 即戦力左腕・坂本裕哉にかかる期待
2020年04月06日 17時30分
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DeNA、ブルペン陣にニューフェイス! 期待のルーキー・伊勢大夢が目指す開幕一軍
2020年04月02日 17時30分
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「離れていても心はひとつ」 DeNA、開幕延期・無観客でもファンと繋がるアプローチとは
2020年03月31日 06時30分
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DeNA・ラミレス監督「粛々と従うしかない」 東京オリンピック延期決定でベイスターズに迫り来る余波
2020年03月26日 17時30分
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DeNA、開幕延期が吉と出る? 3年目左腕・櫻井周斗が狙う開幕ローテーション
2020年03月19日 17時30分
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無観客に取材規制…DeNA、猛威を振るうコロナウイルスに厳戒態勢続く
2020年03月16日 17時30分
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ラミレス監督も「プレッシャーに打ち克つ」と太鼓判! DeNA新キャプテン・佐野恵太が目指す不動の四番の座
2020年03月12日 17時30分
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スポーツ
現在オープン戦ホームラン王! DeNA、新外国人タイラー・オースティンが対応すべきポイント
2020年03月09日 17時30分
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スポーツ
過去の助っ人スターターはパッとしないが…DeNA、マイケル・ピープルズにかかる期待
2020年03月05日 17時30分
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スポーツ
DeNA、苦しみから解放された三浦二軍監督の台頭は間近? “センバツ無観客化”がラミレス監督の投手運用に影響する可能性
2020年03月05日 11時45分
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スポーツ
DeNAラミレス監督、巨人・阪神より中日を警戒? 「Aクラスに入れる」昨シーズン5位から飛躍を断言するワケは
2020年02月18日 17時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分