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社会 2018年12月20日 18時20分
『広辞苑』に「朝鮮人強制連行」はあっても「日本人拉致事件」がないのはなぜ?
中国ではアメリカの呼称を「美国」としている。 「米中関係」を中国では「中美関係」と言うが、中国における「美」は「羊は大きい」という意味で、日本語が指す美人とか、きれいな景色という意味よりも「おいしいもの」「豊なもの」というニュアンスに重きが置かれている。すなわち、決して美しい国と思っているわけではない。 一方、台湾国民党系メディアの言う「中美関係」とは、台湾とアメリカの関係であり、中米関係を「陸美関係」と書く。「陸」はいうまでもなく「中国大陸」の意味だ。 また、中国語にはカタカナがないので、外来語や外国人、固有名刺に漢字を選ぶ際に、ふさわしい意味を込めて発音に近い語彙を宛てるので、「トランプ」を中国系は「特朗普」と表現し、台湾では「川普」となる。前者はティランプ、後者はツァンプに聞こえる。ちなみにレーガンを中国は「黒根」、台湾が「雷根」と表現していた。 翻って日本語の話だ。今年6月、日本を代表する国語辞典『広辞苑』(岩波書店)が10年ぶりの改訂(第7版)を行った。実は広辞苑には、北朝鮮による「拉致事件」についての記述がない。結論から言うと、日本が被害者の事項はなるべく無視するというのが広辞苑の基本スタンスだからだ。 従って「広辞苑によれば…」と引用されているとき、国語に関してはともかく、歴史用語については鵜呑みにしてはならない。 「朝鮮人強制連行」は、第6版では「日中戦争・太平洋戦争期に100万人を超える朝鮮人を内地・樺太(サハリン)・沖縄・東南アジアなどに強制連行し、労務者や軍夫などとして強制就労させたこと。女性の一部は日本軍の慰安婦とされた」と書かれている。 「この記述は第4版から出現しましたが、第7版ではこうなっています。《日中戦争・太平洋戦争期に多数の朝鮮人を日本内地・樺太(サハリン)・沖縄・東南アジアなどに連行し、工場・鉱山の労務者や戦地の軍夫・慰安婦などとして強制就労・服務させたこと。労務者だけで約70万人に達した》。『強制連行』から強制が消え『連行』になり、100万人が70万人と30万人減っている。10年で30万人が消えてしまったわけです。『従軍慰安婦』について第6版は《日中戦争・太平洋戦争期、日本軍管理下に戦地の慰安所で将兵の性の対象とされた女性。植民地・占領地の女性も多く含まれており、徴募や服務にあたって強制があった》と記述され、これも第4版から出ていますが、こちらは第7版でも全く同じ記述です」(政治ジャーナリスト) 朝日新聞は2014年8月5日に、従軍慰安婦問題を巡る報道について誤りがあったとして、検証記事を掲載している。ところが、日本の代表的辞典は、朝日新聞の訂正のテの字も記述していない。 世界の社会情勢や図版、地図などを収録し、百科事典も兼ねる『広辞苑』だが、“百科”ではない部分もあるようだ。
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社会 2018年12月20日 18時10分
米中対立激化…米国が『孔子学院』を“スパイ機関”と認定
12月17日付の朝日新聞電子版が《中国政府が米国内の大学と提携して設置した中国語学習の教育機関『孔子学院』の閉鎖が相次いでいる》と伝えた。理由は、米政界で「中国共産党の宣伝機関」「学問の自由が脅かされる」などと批判が強まっており、中国のソフトパワーを排除する動きが広がっているからだという。 「米中ハイテク戦争」の激化で、米国内では中国による米企業などの知的財産の侵害とともに、孔子学院を警戒する見方は強まっており、これに自主的に呼応して閉鎖を決めたのは11大学だ。 孔子学院は、表向きは中国語学習や文化交流を目的とした非営利の教育機関で、中国政府が国家プロジェクトとして2004年、世界各地の大学などと連携して設置を始めた。中国側が世界各地の孔子学院に、教材の提供や中国語教師の派遣を行っており、17年末で138カ国・地域で525校ある。日本には早大や立命館大など14校にあるが、中国のソフトパワーに篭絡され、シャープパワーで脅されている日本では、批判する向きはない。 ところで、米国で今夏、中国スパイの政界工作が明るみに出た。連邦議会上院の大物議員で、親中派として名高いダイアン・ファインスタイン氏の秘書だった中国系アメリカ人のラッセル・ロウという人物だ。同議員はロウ秘書を20年も重用していた。 5年前にFBIからの警告で、スパイという事実を突き付けられたファインスタイン氏は、ロウ氏を解雇したが、「政治情報の提供だけでは起訴は難しい」という米当局の判断により逮捕もされず、在米中国系の「世界抗日戦争史実連合会」とつながる「社会正義教育財団」の事務局長として、慰安婦問題で日本を批判する運動の黒幕を続けてきた。言うなればプロの反日活動家でもあり、FBIはロウ氏を泳がせてきたわけだ。 「ファインスタイン上院議員はカリフォルニア州の選出で、かつてはサンフランシスコ市長でした。当時の上海市長は、後に国家主席になる江沢民氏で、2人の緊密さは有名でした。ちなみに上院議員の夫君も中国とのビジネスで大もうけしています」(在米日本人ジャーナリスト) 今年5月23日、米国東部ニュージャージー州フォートリーの公園内で、慰安婦碑の除幕式が開催された。同州の公有地における慰安婦碑は、これで4基目だった。 昨年9月には、同じく米国西部カリフォルニア州サンフランシスコの中華街で、慰安婦像が「慰安婦正義連合」によって設置され、11月には、市長が像を市として正式に受け入れるという市議会の決議案に署名した。この動きに対し、姉妹都市である大阪市は、60年間続いたサンフランシスコとの姉妹都市関係を解消したことは、日本でも大きく取り上げられたのでご存じの方も多いだろう。「慰安婦正義連合」はロウ氏が事務局長を務める「社会正義教育財団」系団体だ。 とはいえ、米国内でこの事態を知っている人は少なく、現地の関心は薄い。ワシントン・ポスト紙は、この事態に「なぜ日本が植民地時代の『慰安婦』像の論争で敗れ続けているのか」といった見出しで取り上げ、日本政府や国民がこの問題に執着し過ぎており、それが逆に活動家にやりがいを与えている、とする専門家の見解を紹介した。 歴史問題について日本を非難する中国や韓国の「パブリック・ディプロマシー(以下:PD)」に対して、日本は過剰反応し過ぎというのが米国の反応だが、日本から見れば中国のやっていることはカルト教団に近い。 「像や碑が拘留される地域には、選挙権を持つ中韓系住民が多く、首長も票のために彼らの意図に従うのです。特に韓国系は本国が嫌で半ば逃避してきた人たちですが、“中国”に従属していた方が生活上、何かと都合がよいからです」(同・ジャーナリスト) 中韓の対米PDの戦略目的は、「日米同盟の弱体化」であり、「そのための日米離反策として歴史問題を使い、米国側に日本不信を広める」ことにある。日本にとっては、米国での歴史認識を巡る問題を考える際、必ず中国の存在を念頭に置く必要があるのだ。
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芸能 2018年12月20日 18時10分
高畑充希、報道直後のインスタ投稿の真意が判明? 「もはや砂漠」が表すこととは
女優高畑充希と俳優坂口健太郎が高畑の誕生日に自宅デートをしていたと発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。 12月14日の誕生日の夜は高畑は仕事がオフだったそうで、大きなケーキの箱を持った坂口が高畑が居るマンションの玄関に向かっていったという。 坂口と高畑は2016年1月放送の月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)での初共演をきっかけに知り合い、直後にNHK朝ドラ『とと姉ちゃん』で再共演。これを機に交際をスタート。2017年冬には、高畑が坂口の住むマンションに引っ越した。しかし、2人は多忙を極め、すれ違いが続いたと同誌が2018年9月、破局を報道。高畑は男友達も多く、2015年に映画『シンデレラ』の吹き替えで共演した城田優とよく会っていることで、「共演した頃から仲がよく、もしかしたら…」と報じていた。 それが一転、同誌は「ふたりの交際は続いていましたよ。今も“自宅デート”を楽しんでいると思います」という関係者の話を紹介し、「早とちりして、すみませんでした!」と結んでいる。 実は高畑、9月の破局報道直後に、自身のインスタグラムで暗に破局を否定するような投稿をしていた。「根も葉もない、を通し越して、もはや砂漠、に樹を生やすエネルギーがあるなら。もう少し別の、美しい花を咲かせてくれたらいいのにな、と思う。今日この頃。世知辛いぜ、世の中っ」と意味深に語り、「突然の飛び火に王子様もびっくりだろうな。。本当にごめんね」と記事中に名前が出た城田を王子様呼びして、謝罪した。これに対して城田も高畑の投稿に、「全くもって何も気にしてないよ!こんなのいつものことじゃなーい」「最近全然会えてないし、良かったら近々、うちで初宅飲みでもする?笑」とコメント。高畑も「そだね!初宅飲み、したいね!笑」と返していた。 「メディアではこの高畑と城田とのやりとりを報じていたが、『根も葉もない』と高畑が本当に言いたかったのは破局報道のことだったのでは?投稿は破局なんてしていないという高畑の心の叫びだったのかもしれません」(芸能ライター) 果たして2人の本当の仲は?記事内の引用について高畑充希 公式インスタグラムより https://www.instagram.com/mitsuki_takahata/
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芸能 2018年12月20日 18時00分
韓国ファンを中心に抗議運動? 声優ラップバトル、シナリオ担当作家に“潜在的犯罪者”と批判
男性声優12人によるラップバトルプロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(通称『ヒプマイ』)の前日譚を描く、コミカライズ『ヒプノシスマイク -Before The Battle- The Dirty Dawg』の連載が、今月17日に『少年マガジンエッジ1月号』(講談社)でスタートしたものの、そのシナリオを担当している作家の百瀬祐一郎氏に対し、ネット上である運動が起こっている。 コミカライズ後、「ファンが抱いている作品イメージと解釈が違う」として、物議を醸していた本作。ネット上では、漫画の中に脇役のキャラクターが「女なんてのは男の道具なんだよ」といった女性蔑視と取れる発言が記されていると指摘されていたが、さらに、19日頃から話題になったのは、百瀬氏が過去にツイッターで呟いたツイート。2009年の「俺はロリコンなのか?そうじゃない…今俺の前にいる、愛らしい幼稚園児に心奪われてなんていない…はずだが…なんだこのやさしい気持ちになるのは…頭をなでなでしたい」といったツイートを始め、09年から10年にかけての「今日は高校にロケ。リアル田舎jkをクンカクンカしてくる」「ハァハァjcハァハァ・・・」「痴女は従順かつ時には激しく攻め立てる。そして誰にでも股はひらかない…ビッチは誰とでもファックする」といったツイートがネットユーザーに次々と発掘される事態が起こっている。 これに対し、主に韓国のツイッターユーザーが「ヒプノシスマイクのマンガシナリオ作家を交替させろ」というハッシュタグを作成し、「ペドフィリア(小児性愛)は個人の普通の好みではなく犯罪です。潜在的な犯罪者に私たちのジャンルを任せることができません」「ペドフィリアはただの犯罪であり、シナリオライターは代わらなければなりません」「日本はこういうことに対して意識が低すぎる。女性を対等に見ていないと思う」といった批判の声を寄せている。 一方、日本のファンからは「ただの冗談で言ってるだけだろうに、なんでこんなに大袈裟にするかな…」「韓国のファン怖過ぎ。性癖をツイートしただけで犯罪になるって考えが理解できなくて頭抱える」「ペドフィリアってさすがに言いすぎでしょ」といった擁護の声が聞かれており、議論は続いている状態。 コミカライズが描いた女性蔑視的な世界観も少なからず原因となっている今回の騒動。果たして公式側が反応することはあるのだろうか――。百瀬祐一郎公式ツイッターより https://twitter.com/y__momose
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スポーツ 2018年12月20日 17時50分
「ゴルフ中継だけ録画?」協会VSテレビ局 放映権を巡る時代遅れの争い
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は12月18日、都内で記者会見を開き、来年のLPGAツアーは今年開催の3大会が中止、1大会が新設の計36大会で開催すると発表した。 中止になった大会はいずれも日本テレビ系主催のもので、放映権問題に決着をつけることができず、両者決裂した形となってしまった。 LPGAは統括団体が放映権を一括販売するJリーグ方式の導入を計画しているが、日本テレビ側は放映権の帰属に関して歩み寄ることなく、結果的に日テレ系主催3大会の公認を外された。また、『フジサンケイレディスクラシック』などを主催するフジテレビも「LPGAと真摯に向き合い協議してきた結果。テレビ放映権は譲渡しておりません」とのコメントを発表している。 「一言で言えば、LPGAは放送権をインターネット配信事業会社に売りたいんです。もともと、日本の女子ツアーはテレビ局の協力によって発展してきました。しかし、アメリカやヨーロッパ、韓国などの主要ツアーは協会が放映権を保有しており、その権利が収益の柱となっています。若者のゴルフ離れなどもあり、将来を見据えて安定した収益を確保したいということでしょう」(スポーツ紙記者) また、スポーツ中継もインターネット配信が当たり前になっている時代に、いつまでも既存の放送局からディレイ中継(録画)することに、ファンからも不満の声が高まっている。 「今やスポーツの結果はリアルタイムでネット配信されます。しかし、ゴルフに関しては、生放送はごくわずかで、そのほとんどがディレイ中継なんです。放送中はホームページの更新もストップさせ、結果を伏せていますが、SNSですぐに結果が流れてしまうため、視聴者にとっては結果の分かった試合を見せられるハメになります。もはや時代遅れと言ってもいいでしょうね」(同・記者) ネット上では《スポーツの録画中継ってよく分からんよな》《スポーツはライブに決まってるだろ》《野球やサッカーの録画中継見ますか? そういうことだよ》など、ディレイ中継には否定的な意見が多い。 人気選手の登場やファン層拡大のためのサービス向上が功を奏し、ここ最近、女子ツアーは大人気になっている。中継の仕方も時代に合わせて変わっていく必要があるのは当然だろう。
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スポーツ 2018年12月20日 17時40分
那須川天心、メイウェザー戦の次はRISE世界トーナメントか?3.10大田区大会参戦へ!
大晦日の『RIZIN.14』さいたまスーパーアリーナ大会で、プロボクシング5階級王者フロイド・メイウェザーとの“世紀の一戦”を控える格闘技界の“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)だが、早くも2019年の初陣が発表された。 天心がRIZINとともにホームリングとしているキックボクシング団体RISEは、2019年最初のビッグマッチを3月10日に大田区総合体育館で開催すると発表した。先月開催が発表されたRISE世界トーナメント『RISE WORLD SERIES』の初戦を行うという。58kg、61kgの2階級で行われ参戦選手は8名ずつ、ワンデイトーナメントではなく、1回戦、準決勝、決勝を3大会に分け実施。RISEはこの3大会について、いずれも「両国(国技館)、幕張(メッセ)級の会場で行いたい」との意向を示していたが、1回戦は大田区総合体育館が会場に選ばれた。 既に58kgトーナメントは、天心(TARGET/Cygames・RISE世界フェザー級王者)、志朗(BeWELLキックボクシングジム・ISKAムエタイ世界バンタム級王者)、ロッタン・ジットムアンノン(タイ/ジットムアンノンジム・ルンピニースタジアムスーパーフェザー級1位、ラジャダムナンスタジアム同級1位)、スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム・ルンピニースタジアムスーパーフェザー級王者)がエントリー。-61kgトーナメントは、大雅(TRYHARDGYM・元K-1WORLDGPスーパー・フェザー級王者)のトーナメント出場が決定。大晦日でメイウェザーとの大一番を終えた天心の2019年の初戦は、少し期間が開くが、おそらくこの大会になるだろう。 「キックの世界トーナメントをやりたい」 これは天心がずっと訴えてきたこと。RIZINで開催するプランもあったが、堀口恭司戦や、メイウェザー戦など予期せぬドリームマッチが実現。RIZINの榊原信行実行委員長は「来年に延期ですね」と話していた。しかし、同トーナメントへの出場が有力視されていた大雅も違う階級ではあるが、RISE世界トーナメントの出場が決定している。RIZINとRISEの友好関係を見てもこのトーナメントに“スライド”する可能性は高い。年明けに発表されるその他の出場選手にも期待したいところ。 「まず来年、RISEでキックの世界トーナメントを組んでもらえたので、そこで勝って、キックで世界一になってからですね」 将来的にボクシング転向も「選択肢のひとつ」としている天心は、キックで世界一になった男として、新たな未来を歩みたいという思いが強い。特に今年は2月のスアキム、6月のロッタンといったタイの強豪と対戦し、世界のレベルの高さを体感した。特にロッタン戦は判定が微妙だった。本人も引っかかっているだけに、先月のRISE両国大会では、リング上で「ロッタン選手、またやりましょう」と再戦をアピールしている。理想は決勝のリングでロッタンと再戦することだが、トーナメントは何が起こるかわからない怖さがある。しかし、天心は「トーナメントは得意」と自認している。メイウェザー戦が終われば、再びキックの練習に切り替えてこのトーナメントで優勝するために全力で調整してくるのは間違いない。 優勝した先には、逆ラブコールを送ってきた“あの男”との対戦も見えてくるのだろうか?どちらにせよ、2019年もキック界は天心を中心に回っていくことだけは確実。メイウェザー戦はあくまでも日本のキックボクサーを世界に広めるキッカケに過ぎないのだ。取材・文・写真/どら増田
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スポーツ 2018年12月20日 17時30分
日本相撲協会が定めた暴力力士への処分基準 親方への基準も必要では?
19日、東京・両国国技館で臨時理事会を開催した日本相撲協会。その中で力士の暴力に対する処分基準が定められたことが、各メディアによって大きく報じられている。 報道によると、処分の基準となるのは暴力を振るった力士の番付。幕下以下は「出場停止、けん責など」、十両以上は「1場所の出場停止」と番付が高くなるほど処分は重くなり、最高位である横綱だと「引退勧告以上」の厳罰が下されることになるという。ネット上を見てみると、賛否両論の様相を呈してもいる今回の一件。もちろん、人によって様々な考えがあることだろうが、個人的には明確な基準が決められたこと自体は評価していいのではと感じている。 ただ、今回の一件に対しては、疑問に思うところもある。前述の通り力士の暴力に関しては基準が設けられているが、親方衆の暴力に関しては特に触れられてはいないことだ。「親方についての基準はないのか」、「力士は分かったけど親方は?」、「親方の暴力も基準を定めるべき」と、ネット上にも筆者と同じ意見を持つ人は少なくない。 角界で“加害者”となるのが、現役力士だけとは限らない。過去を振り返ってみると、弟子をゴルフクラブで殴打した親方や、弟子の命を奪って刑事処罰を受けた親方もいる。これらはあくまで報道によって白日の下にさらされたケースであり、報じられていないケースも含めると相当な事例が存在していることは想像に難くない。 この1年の加害者は全て力士であったため、もしかしたら力士への対応を優先したのかもしれない。しかし、角界全体で一丸となって暴力根絶に取り組みたいのならば、力士たちと同じように親方衆も襟を正す必要がある。「力士に厳しく、親方に甘く」では、さすがに示しがつかないだろう。 厳格な基準は行き過ぎた指導を抑えるブレーキになり、預かる弟子たちへの説得力も増す。今回の対象は力士だけとなったが、今後は親方衆にも明確な基準が設けられることを期待したい。文 / 柴田雅人
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社会 2018年12月20日 14時00分
男女平等、日本は最下位 室井佑月「既得権益にしがみついている親父を一掃しないと」
12月19日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、この日をもって室井佑月が卒業となった。共演者の遠野なぎこからは「不安定が安定している」と、卒業を惜しむ言葉が聞かれた。 最後の出演となったためか、この日の放送では室井はいつも以上にトバしており、男女平等ランキングで日本が110位と主要国で最下位になったことを受け、室井は「何年このことについて話し合っているのか。既得権益にしがみついている親父を一掃しないと」と話し、「原発輸出なんかもダメになっている。次世代エネルギーに変えていかないと」といった話を行った。 これを受け、ネット上では「室井はいつもズバズバとした言葉でいいね。この言葉が聞かれなくなるのはちょっとさみしい」といった一方で、「ここで反原発の話出てくるのって唐突じゃね?」といった声も聞かれた。 さらに、元衆議院議員の杉村太蔵も出演しており、「どの政党も女性候補者を探しているが、声をかけてもなかなか立とうという声が出てこない」と現状を語った。女性が活躍しようにもなかなかできない社会が日本にはあるのかもしれない。 この日の放送では続けて、元貴乃花親方と元夫人の河野景子さんの参議院選挙出馬の記事も取り上げられた。「出馬したら100%受かる」と話す杉村に、遠野は「当選して何ができるんですか?」、室井は「当選してからが問題」と問いかけ、ここでも鋭い一言を向けた。杉村は「橋本聖子さんが当選したときもバッシングを受けたし、東京都知事の小池百合子さんや蓮舫さんもキャスター出身で何ができるといわれた」といった経緯を話すも、室井は「ある番組でスポーツ出身の政治家と共演したが、答えられないので政治的な質問は一切ダメと言われた」と裏側を暴露していた。 ネット上では「室井のこの徹底した反体制っぷりって、ある意味潔いよな」「でも、この人こそ選挙に出そうな気もする」といった声も聞かれた。最後には歴代の出演シーンが流され、室井は「42から48まで出演した」ため、この番組で40代を過ごしたと振り返った。すると唐突に、遠野が「室井さんいなくなっちゃイヤだ」と泣き始めるも、「夜中にいたずら電話するから」と室井節でなぐさめた。彼女は視聴者ばかりでなく、出演者からも愛された人物ではあるだろう。
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芸能 2018年12月20日 12時50分
交際継続中だった高畑充希と坂口健太郎 次期ドラマの“視聴率対決”に注目集まる
今年9月に破局が報じられていた、女優の高畑充希と俳優の坂口健太郎が現在も交際中であることを、発売中の「女性セブン」(小学館)が報じている。 2人はNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」での共演がきっかけで、16年末に交際が発覚。昨年秋には、高畑が坂口と同じマンションに引っ越したことが報じられ“超近距離恋愛”で恋を育んでいるかと思われた。 ところが、同誌が9月に今春にも破局していたことを報じていた。同じマンションに住みながら、休みが合わず会えない日が続き、高畑が「こんなに近いのになんで会えないの?」と、以前よりストレスを抱えるようになってしまったというのだが…。 発売中の同誌によると、現在も交際中で、“自宅デート”を楽しんでいるのだとか。今月14日、誕生日を迎えた高畑は仕事がオフだったが、送迎車から降り、急ぎ足で高畑のマンションに入って行く坂口の姿を同誌はキャッチ。その後、高畑も帰宅したというから、どうやら、2人で高畑の誕生日を祝ったようだ。 「2人ともそれなりに仕事が順調なので、恋愛に関しては事務所は本人たちに任せている。いきなりということはないが、このまま愛を育んで行けばゴールインする可能性も十分にあり得るのでは」(芸能記者) そんな2人だが、来年1月期はそれぞれの主演ドラマの“視聴率対決”が注目。 高畑はTBS系金曜ドラマ「メゾン・ド・ポリス」に主演。一方、坂口は日本テレビ系土曜ドラマ「イノセンス〜冤罪(えんざい)弁護士〜」に主演する。 「高畑のドラマの放送枠は金曜午後10時で、先日最終回を迎えた戸田恵梨香主演ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』が話題になり、最終回は高視聴率を記録。その流れがあるので、高畑のドラマの方が優勢」(テレビ局関係者) くれぐれも、互いのドラマの件で揉めないでほしいものだ。
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社会 2018年12月20日 12時45分
高木美保、ローラの政治的発言を全面支持で賛否「タブーという発想を変える時代」ご意見番となった背景は
「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの」。18日、ローラがInstagramで突然表明した「辺野古移設反対」。その反対を請願するための署名には19日昼までには12万筆を超えたという。 「同署名を巡っては、りゅうちぇるや音楽評論家の湯川れい子、映画監督で俳優の塚本晋也らが賛同を示しているなど話題になっていますが、ここにきてさらなる援軍が現れました」(芸能ライター) それが女優でエッセイストの高木美保だという。 「20日の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で高木は、『そろそろ日本も有名人、芸能人の政治的発言をタブーというその発想を変える時代なんじゃないか』と主張。『インターネットの時代、世界の中で日本だけが鎖国状態のような考え方でいいのか』と疑義を示しました」(同) さらに高木によれば、今回のローラの発言は、単なる辺野古の自然保護だけではなく、伝えたいことを勇気をもって伝えるという「生き方」まで提唱しているとし、「拍手喝采」と称賛していた。 そんな高木のコメントにSNS上は一斉に反応。「大賛成」「真っ当なこと言ってくれてた」「いいこと言ってた」と賛同が集まっている。だが一方で、「高木美保はズレてる。 そんなに言うなら自分が関わるべきで、ローラは政治ではなく環境に対して発言をしている」「何一つ取り柄が無いオバチャン高木美保が偉そうに政治をコメントしてるのは酷過ぎる」といった反対意見や、「女優さんの時は好きでした。残念です」などといった反響も寄せられている。 映画『Wの悲劇』や昼ドラ『華の嵐』(フジテレビ系)など女優としての名声もあった高木だが、今やそうしたキャリアから一線を置いてコメンテーターとして時事問題に斬りこむようになったのはどういうわけか。 「実は高木は、見城徹社長で知られる幻冬舎がメディア出演、講演、CMなどをマネージメントしているのです。ちなみに村上龍も同じだそうです」(同) いずれにしてもこのローラの発言はこの先、どこまで広がりを見せるのだろうか。
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