再逮捕容疑は昨年10月下旬の深夜、大阪府内の路上で、徒歩で帰宅中の30代女性に「飲み屋知らん?」と声をかけ、いきなりスカートをまくり上げた上、驚いて振り返った女性の顔を2回殴り、打撲などの軽傷を負わせたとしている。
被害を受けた女性からしてみれば、スカートをまくられた上に、顔を殴られたのではたまったものではない。
府警によると村田被告は犯行時、ネックウオーマーを口元まで上げて顔を隠し、野球帽をかぶっていた。約2年前から、府北部ではネックウオーマーなどを着用した男による、わいせつ事件が約50件発生しており、府警が関連を調べている。
村田被告は昨年11月18日、強制わいせつ容疑で逮捕され起訴されている。その際の逮捕容疑は、昨年8月中旬の深夜、府内の路上で、自転車で帰宅中の10代女性にバイクで近づき、「駅までの道を教えて」と声をかけ、進路をふさぐようにバイクを停車。自転車の後ろに回って約15分間にわたり、女性の胸や腰などを触ったとしている。その犯行時も、ネックウオーマーを口元まで上げ、顔を隠していた。
手口に多少違いがあるが、目撃情報が類似していることから、村田被告の余罪がゾロゾロ出てくる可能性もある。
(蔵元英二)