府警によると、山岡被告は「若い女性やきれいな女性が、どんなパンツをはいているか興味があった」と容疑を認めている。
再逮捕容疑は11年5月下旬の深夜、府内の路上で、徒歩で帰宅中だった30代女性の首をつかんで押し倒し、パンツを引きちぎって奪った上、顔や手にすり傷を負わせたとしている。
山岡被告は12年11月20日に、強制わいせつと強盗罪で逮捕され起訴されている。その際の逮捕容疑は、10年10月中旬頃に、同府高石市内の路上を歩いていた10代女性の背後から首を絞め、「騒ぐな」などと脅迫。体を触った上、下着を奪ったとしている。
高石市、富田林市、堺市など大阪府南部では、10年10月頃から、女性がパンツを無理やり強奪される事件が約30件発生している。複数の現場で目撃された犯人の似顔絵が山岡被告に似ているといい、今後も府警が関連を調べるが、余罪が次々に明らかになる可能性もある。
山岡被告は「若い女性やきれいな女性が、どんなパンツをはいているか興味があった」と供述しているが、それは、あくまでも、妄想で終わらせるべきこと。このように、実行に移すなどとんでもない話だ。
路上でいきなり襲撃されて、パンツを奪われた女性たちの恐怖心や怒りは尋常ではないはず。山岡被告には十分に反省して、再犯に及ばないようにしてほしいものだ。
(蔵元英二)